公開初日朝一のIMAXで観ました『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』。
42年にわたる冒険がとうとう終わっちゃいましたね〜。
見事な締めでした。
Indiana Jones and the Dial of Destiny 2023年米 154分
ストーリー
1969年、アポロ11号が月面に降り立ったことで世間は湧きかえっていたが、インディことヘンリー・ジョーンズ教授は定年を迎えていた。そこへ友人の考古学者バジル・ショウの娘でインディが名付け親のヘレナが訪ねてくる。
ンディとバジルが、第二次世界大戦時に手に入れた「運命のダイヤル(アンティキティラ)」を探したいというヘレナ。
しかし、かつての因縁のドイツ人フォラーもアンティキティラを求めてヘレナを追いかけていた。
キャスト
インディ・ジョーンズにハリソン・フォード、バジル・ショウに『エンパイア・オブ・ライト』のトビー・ジョーンズ、ヘレナ・ショウにフィービー・ウォーラー=ブリッジ、テディ少年にイーサン・イシドール、インディの旧友レナルドにアントニオ・バンデラス、サラーにジョン・リス=デイヴィス。
ユルゲン・フォラーに『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』のマッツ・ミケルセン、部下のクレーバーに「サンドマン」のボイド・ホルブルック、ウェーバー大佐にドイツ人といえばこの人、トーマス・クレッチマン。
前作までの監督スティーブン・スピルバーグはジョージ・ルーカスとともに製作総指揮にまわり、監督は『フォードvsフェラーリ』のジェームズ・マンゴールド。
ネタバレ感想
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)、『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』(1984)、
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
を経ての5作目。
過去4作を振り返りながら、ストーリーは進みます。
冒頭、第二次世界大戦末期、友人の考古学者バジルと共にロンギヌスの槍(キリストを刺した槍)を取り戻そうとしてナチスに捉えられるインディ。
首を吊られそうになったり、走る列車の屋根での格闘など、冒頭からアクション全開。
そして時は流れ1969年、かつてはオックスフォード大学の人気教授だったインディ。
もはや人気のない考古学の教師として定年を迎える身、息子は戦死、妻マリオンとは別居中。
そこへ、インディが名付け親であるバジルの娘ヘレナが現れ、元ナチスのフォラーと競いながら、
運命のダイヤルこと「アルキメデスの羅針盤」を追いかけます。
ストーリー的には1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に近い感じ。
ヘレナとテディの関係は、2作目『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』の時のインディとショーティの関係を思い出させるし、3作目『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』のオマージュは、父ヘンリーの写真以外に何かあったかな?
蛇(今回は海中)や虫大量のお約束は健在。今は作り物だと思えるから安心。(;-_-) =3 フゥ
4作目『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の最後にマリオンと結婚した設定も生きてます。
面白いんだけどツッコミどころもいろいろあって、
特に、お金のための宝探しだったヘレナが、途中からお金のことを気にしなくなったのと、
いきなりテディ少年がセスナを飛ばすくだり。
大体テディと政府の捜査官メイソンは都合がいいから出したみたいに感じちゃった。
アクションも激しいのが多くて面白いのだけれど、
ハリソンが80歳なのを知っているだけに、本人ではなくスタントのはずと、
自分を落ち着かせながら観たので、もひとつ入り込めないのが辛かった。
せめて15年前に作って欲しかった〜。
最後はマリオン登場、1作目の再現シーンで締まるのは良かったですね。
長い旅がやっと終わったんだな〜と、こちらも感慨深くなりました。