おさらい鑑賞 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(当然ネタバレ)

おさらい鑑賞 『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(当然ネタバレ)

いよいよ30日から公開の『インディ・ジョーンズと運命のダイアル』前のおさらい鑑賞。
レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)、『インディ・ジョーンズ/ 魔宮の伝説』(1984)
に続く『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)。

 

Indiana Jones and the Last Crusade 1989年米 127分

 

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ストーリー

1938年。考古学者インディアナ・ジョーンズ博士は富豪のドノヴァンから、キリストの血を受けた聖杯の捜索を依頼される。最初は渋っていたインディだったが、行方不明になった前任者が自分の父ヘンリーだと知り引き受けることに。
ベネチアで父の同僚シュナイダー博士と合流したインディは、父から託された手帳を頼りに、聖杯の在り処を示す手掛かりを探すが……。

キャスト

インディアナ・ジョーンズ博士にハリソン・フォード、青年期をリヴァー・フェニックス、父ヘンリー・ジョーンズ博士にショーン・コネリー、1作目に引き続きサラーに『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのギムリ、ジョン・リス=デイヴィス、マーカス・ブロディに『大逆転』のデンホルム・エリオット。
シュナイダー博士に『007/美しき獲物たち』『RRR』のアリソン・ドゥーディ、ドノバンに『TAR/ター』のジュリアン・グローヴァー、ナチスのフォーゲルにマイケル・バーン、十字剣兄弟団のかジムにケヴォルク・マリキャンなど。
監督はスティーブン・スピルバーグ、製作総指揮にジョージ・ルーカス、フランク・マーシャル。

ネタバレ感想

インディの父親がショーン・コネリー、青年期がリヴァー・フェニックスというキャストだけでも胸いっぱいの本作。
007シリーズの様な冒険活劇を作りたかったスピルバーグの念願がかなって、
役者以外でもボンドシリーズの様なロケ三昧、危機一髪シーンの数々、
ガジェットは傘くらいしかありませんが、バイク、飛行船、戦車に乗っての大活躍。
もうドキドキワクワクが止まりません。

トレジャーハンターとなるきっかけとなった青年期の出来事を描いた序盤、
シュナイダー博士と共に行方不明の父を探す中盤、
キリストの聖杯というお宝探しの冒険は、やはりナチスが邪魔をしてきます。
父ヘンリーを見つけ、親子+カムバックおめでとうなマーカスとサラーとで聖杯を探す終盤。
自分は尺の長い映画も好きですが、127分でこれだけの展開が出来るのだから、
その辺り見習うべき映画も多いかも。

今作の紅一点が『RRR』のあの人と言うのにビックリ。
父ヘンリーのボケと息子インディのツッコミ、ユーモラスなシーンが多い中、
最後の試練での緊張感、クライマックスでほろっとしたと思ったら、
その直後に明かされるインディの名前の秘密。
緩急の絶妙さ。
今見ても、何度見ても楽しい、大満足の1作。

これで完結だと思っていたら、実はまだ次が随分経ってから製作されます。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』へ続く。

 

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