ザック・スナイダー監督のSFスペクタクル『REBEL MOON: パート1 炎の子』の続編、
『REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者』の配信がNetflixで始まったので見ました。
Rebel Moon – Part Two: The Scargiver 2024年米 123分
ストーリー
前作で、惑星ヴェルトの穀物を奪いに来た帝国マザーワールドのノーブル提督を倒したコラと、彼女が集めた銀河の反乱者たち。提督を倒したことで脅威は過ぎ去ったと思っていた彼らだったが、生きながらえたノーブルは巨大艦でヴェルトへ向かっていた。コラ達は村人たちを鍛え、圧倒的な軍事力を持つ帝国軍を迎え撃つ準備を進める。
キャスト
コラ/アースレイアス(”傷跡を刻む者”スカーギヴァー)にソフィア・ブテラ、ネメシスにペ・ドゥナ、タイタス将軍にジャイモン・フンスー、ダリアン・ブラッドアックスにレイ・フィッシャー、タラクにスタズ・ネアー、ガンナーにミキヒウ・ハウスマン、ミリウスにエリース・ダフィー、デブラ・ブラッドアックスにクレオパトラ・コールマン。
ノーブル提督にエド・スクライン、摂政バリサリウスにフラ・フィー。
機械の騎士ジミーとナレーションでアンソニー・ホプキンス、他ケイリー・エルウィズなど。
監督は前作同様ザック・スナイダー。
ネタバレ感想
さくさくと仲間を集め、盗賊団が村を襲撃してくる前に、敵の親玉をあっさりやっつけた『七人の侍』だった前作。
潔く親玉が死ぬ訳もなく、今作で結局攻めてきます。
前半部分は襲撃に備える準備、後半は怒涛の戦闘シーン。
前半でコラたち反乱者が、それぞれ帝国への恨みや戦う動機を打ち明けることで、
少しはキャラを掘り下げようとはしているのだけれど、さほど深みは出ず。
戦闘前にコラが突然、自分が犠牲になって村を助けようとするシーンは、流れ的にも唐突で意味不明。
ネメシスの最後が『荒野の七人』のチャールズ・ブロンソンのシーンと重なるし。
戦闘シーンは迫力たっぷりなんだけれど、自分はず〜っと、ジミーはまだかと、彼の参戦だけを待っていました。
ようやくジミーも加わり、ノーブルをやっつけ、めでたしめでたしで終わるのかと思えば、やはりラスボスを倒さないと締まらないようで、どうも続きそうな気配。
2部作ってことだったので、次はタイトルが変わるのかな。
さて、姫を助けて汚名を晴らすことが出来るのか。
それより前に、評判もう一つなので、次が作れるのかが先かな。