『デッドプール』(2016)、『デッドプール２』(2018)に続く３作目、
ディズニーが20世紀FOXを買収し、遂にMCU入りした『デッドプール&ウルヴァリン』を公開初日に観ました。
MCUでもＲ指定健在、ゴア描写もシリーズ最高でしたね〜(￣▼￣；ｱﾊｯ・・・・
ネタバレ全開の感想ですので、気になる方は鑑賞後にお読みください！
Deadpool & Wolverine 2024年米 128分 R15+
ストーリー
人体実験により焼け爛れた肌と不死身の肉体となった元傭兵のウェイド・ウィルソンは、日本刀と拳銃で戦うデッドプールを封印し、中古車のセールスマンとして冴えない日々を送っていた。突然TVA （時間変異取締局）に連行されたウェイドは、自分が住む時間軸が消滅することを聞かされ、その原因となったウルヴァリンに助けを求めるが、2人が邪魔なTVAのエージェント・パラドックスによって虚無へと送られてしまう。
キャスト（ネタバレあり）
デッドプール／ウェイド・ウィルソンにライアン・レイノルズ、ウルヴァリン／ローガンにヒュー・ジャックマン、TVA のパラドックスに『エジソンズ・ゲーム』のマシュー・マクファディン、ピーターにロブ・ディレイニー、カサンドラ・ノヴァにエマ・コリン、ヴァネッサにモリーナ・バッカリン、ドーピンダーにカラン・ソーニ、盲目のアルにレスリー・アガムズ、X－MENのコロッサスにステファン・カピチッチ、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッドにブリアナ・ヒルデブランド、ユキオに忽那汐里など。
監督は『フリー・ガイ』のショーン・レヴィ。
ネタバレ感想
MCUのオープニングロゴで始まりますが、
ま〜あ、冒頭から思いっきりゴアでしたね〜！
『デッドプール２』の後、ハッピー・ホーガン（ジョン・ファブロー）からアベンジャーズに加わることを断られ、X-MENにも入れず、自分が情熱をかけられることを見つけられなかったウェイド。
恋人ヴァネッサも去り、前作でXフォースのメンバーだったピーターの中古車屋で6年も悶々としています。
そんな時TVA（時間変異取締局）のパラドックスから別の時間軸でヒーローになれると持ちかけられますが、その代わり彼の時間軸は消滅する。その原因はウルヴァリンの死と聞き、ヒーローになるより自分の仲間を守りたいと、生きているウルヴァリンをマルチバースで探します。（ヘンリー・カヴィル版ウルヴァリンも登場）
やっと見つけたウルヴァリンを連れてTVAへ戻ったデッドプールでしたが、逆に剪定され虚無に送られます。
ここで、デッドプールとウルヴァリンの話し合いならぬ殺し合いが展開しますが、
どちらも不死身キャラなので、死闘をどれだけ繰り広げてもキリが無い。
虚無を牛耳っているプロフェッサーX／チャールズ・エグゼビアの双子の妹カサンドラ・ノヴァに対抗しようと、
キャプテン・アメリカではなく『ファンタスティック・フォー』のヒューマン・トーチ／ジョニー・ストーム（クリス・エヴァンス）、『エレクトラ』（ジェニファー・ガーナー）、『ブレイド』（ウェズリースナイプス）、『ウルヴァリン：X-MEN ZERO』のガンビット（チャニング・テイタム、個人的にはテイラー・キッチュが良かったけど）、『LOGAN／ローガン』のX-23／ローラ（ダフネ・キーン）、『X-MEN２』のパイロ（アーロン・スタンフォード）、『X-メン』のセイバートゥース（タイラー・メイン）登場という20世紀FOX祭り。
ドクター・ストレンジも虚無に送られたらしいのですが、残念ながらスリング・リングのみ登場。
そして、カサンドラ・ノヴァに送り込まれた変異体のデッドプール集団との闘いでまたまたゴア。
このシーンでマドンナの”ライク・ア・プレーヤー”を使うために直接交渉したそうだけど、よく許してくれたよね。
変異体のレディプールを演じるのは、ライアン・レイノルズの妻ブレイク・ライブリー。
予告から感じていましたが、ヒュー・ジャックマンが見事にローガン／ウルヴァリンで、流石でしたね。
ブランクなんてなかったかのよう。
自分は前述した映画はすべて見ているので、次々と出てくる懐かしメンバーに大喜びでしたが、
知らない人はどうなのかしら？最低でも１作目『デッドプール』は見てないとキビしいかな。
TVAについては、多分「ロキ」を見てもなんとなくしか分からないと思う。
いつものように人知れず、世界を救った2人。
ゴアの割にハートウォーミングなストーリーもいつもどおり。
過剰なサービス精神も楽しくて良かったです。
エンドクレジットでは20世紀FOXでの新旧X-MENシリーズ、新旧ファンタスティック・フォーなどのアウトテイクが流れて、これも懐かしくて、ズルいな〜と思っちゃいました。
エンドクレジット後ももちろん１シーンあり。
果たして彼の告白は本当なのか？
