伝記

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映画の旅

構想30年の情熱と、狂気 『フェラーリ』(ネタバレ感想)

マイケル・マン監督8年ぶりの新作『フェラーリ』を観ました。自然の中を疾走するレースシーンは、真っ赤な車体が事故シーンでさえ鮮烈で美しい。FERRARI 2023年米 130分 PG12ストーリー1957年、エンツォ・フェラーリは危機に直面し...
映画の旅

使わないために作ったはずだった 『オッペンハイマー』(ネタバレ感想)

アカデミー賞7部門受賞の『オッペンハイマー』、IMAXで観ました。ずっしりな内容ですが、次々と出てくる馴染みの役者を発見する楽しみも。Oppenheimer 2023年米 180分 R15+ストーリー第二次世界大戦下、アメリカはナチス・ドイ...
映画の旅

英雄に感じられなかった 『ナポレオン』(ネタバレ感想)

仕事を納めた後に、映画館納めで本日終了の『ナポレオン』に駆け込んできた。『マエストロ:その音楽と愛と』はNetflix、『ナポレオン』はApple TV。お金が掛かる映画は今は配信系の会社じゃないと難しいのか。戦闘シーンは流石の迫力なんだけ...
映画の旅

やはり『TAR/ター』も思い出しますね 『マエストロ:その音楽と愛と』(ネタバレ感想)

旧Twitterで↑を見て、これは観ておかないといけないやつ!と思って予備知識なしで映画館へ駆け込んだら、Netflix制作でした。自宅でも見れたじゃん(>_<)まあ、劇場で観る方が良いからいいけど、と思ったら、これは足を運んだ価値ありまし...
映画の旅

デザインや機能性以上の価値は、誰が履くか 『AIR/エア』(ネタバレ感想)

ナイキのバスケットシューズ「エア・ジョーダン」誕生物語の『AIR/エア』を観ました。サクセスストーリーって結末が分かっていてもドキドキワクワクしますよね。「Rotten Tomatoes」100%フレッシュ、しかもベン・アフレックとマット・...
映画の旅

信じる者は救われる? 『ベネデッタ』(ネタバレ感想)

17世紀に同性愛者として裁判にかけられた実在の修道女ベネデッタの数奇な人生を実際の裁判記録を基に描いた、ポール・ヴァーホーべン監督の『ベネデッタ』を観ました。普段はあまり行かない土曜のレイトショーで観たら、4、5人程度しかいない観客は自分以...
ベネディクト・カンバーバッチ

大事なのは見ること 『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』(ネタバレ感想)

ようやく当地でも公開となった『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』を観ました。ペットは犬の風潮があった時代に、絵によって猫の魅力を伝え、今日の猫人気の源となった画家ルイス・ウェインの生涯をベネディクト・カンバーバッチが演じた伝記映画。Th...
映画の旅

くまのプーさん誕生の影で 『グッバイ・クリストファー・ロビン』(ネタバレ感想)

残念ながら劇場公開されなかった『グッバイ・クリストファー・ロビン』を見ました。泣けます。Goodbye Christopher Robin 2017年英 107分ストーリー作家のアラン・ミルンは、第1次世界大戦からの帰還後にPTSDに悩まさ...
映画の旅

ダメな自分に向き合うってしんどいね 『ある女流作家の罪と罰』(ネタバレ感想)

録画消化で『ある女流作家の罪と罰』を見ました。実話ベースのお話で、第91回アカデミー賞で、主演女優賞・助演男優賞・脚色賞の3部門にノミネート。Can You Ever Forgive Me? 2018年米 106分ストーリー伝記作家のリーは...
映画の旅

バズ・ラーマン監督作は必ずサントラ欲しくなっちゃうんだよね〜 『エルヴィス』(ネタバレ感想)

”キング・オブ・ロックンロール”と称され、数多くのアーティストにも影響を与えたエルヴィス・プレスリーの伝記的な映画『エルヴィス』を観ました。尺長めですがあっという間。『ボヘミアン・ラプソディ』、『ロケットマン』など、定期的に作られているよう...
映画の旅

他人事目線で観始めたのが、いつしかどっぷりひたってました 『ベルファスト』(ネタバレ感想)

ケネス・ブラナー監督が、自身の幼少期の体験を投影して描いた自伝的作品『ベルファスト』をやっと観ました。北アイルランドの都市ベルファスト、日本から遠い国の話なのに、観ていてとても郷愁を感じました。自分、生まれてからほぼずっと実家住まいなんです...
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