やはり『TAR/ター』も思い出しますね 『マエストロ:その音楽と愛と』(ネタバレ感想)

やはり『TAR/ター』も思い出しますね 『マエストロ:その音楽と愛と』(ネタバレ感想)

旧Twitterで↑を見て、これは観ておかないといけないやつ!と思って
予備知識なしで映画館へ駆け込んだら、Netflix制作でした。
自宅でも見れたじゃん(>_<)
まあ、劇場で観る方が良いからいいけど、と思ったら、
これは足を運んだ価値ありましたよ!

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Maestro 2023年米 131分 PG12

 

ストーリー

アメリカを代表する世界的指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインと女優でピアニストの妻フェリシア・モンテアレグレとの関係を軸に、2人が歩んだ紆余曲折に満ちた愛と葛藤の人生。
1943年、病気で指揮できなくなったブルーノ・ワルターの代わりにニューヨーク・フィルハーモニー楽団の指揮を行ったレナード・バーンスタインは喝采を浴びる。以後、指揮者としても作曲家としても教師としても人気のあった彼は、女優のフェリシアと出会い恋に落ち結婚。3人の子供をもうけるが、元々同性愛嗜好を持っていたレナードとフェリシアの仲は次第に冷えていく。

キャスト

レナード・バーンスタインにブラッドリー・クーパー、オスカー2度受賞のカズ・ヒロのメイクアップで本人そっくり。
フェリシアに『プロミシング・ヤング・ウーマン』のキャリー・マリガン、娘のジェイミーに『アステロイド・シティ』のマヤ・ホーク、オッペンハイムに『マジック・マイク』のマット・ボマー、他サラ・シルヴァーマン、ジョッシュ・ハミルトン、マイケル・ユーリーなど。
監督は『アリー スター誕生』に次ぐ監督2作目のブラッドリー・クーパー、脚本に『スポットライト 世紀のスクープ』のジョシュ・シンガー、製作にマーティン・スコセッシ、スティーブン・スピルバーグ

ネタバレ感想

それほど音楽に詳しくない自分でも、流石に知っているレナード・バーンスタイン。
しかし彼の生涯については、この映画で初めて知りました。

妻が死んだ晩年から始まりますが、カズ・ヒロの特殊メイクで、クーパーとは全く分からず。
その後モノクロで、一躍脚光を浴びたコンサートシーンから始まりますが、
顔だけでなく話し方も全く違っているクーパーは、そりゃ主演男優賞候補になると思いましたね。
最初にクレジットされている妻役のキャリー・マリガンも、夫を愛しながらも葛藤する妻フェリシアに成りきっていました。

妻を愛していながら、若い男性との交際もやめられず、
バーンスタインが実は何に苦しんでいたのかなどは想像するしかないし、
史実としてもいろいろあったみたいだけれど、妻との愛の生涯がメインのストーリーでした。

準備に4年費やしたという1973年の英イーリー大聖堂でのマーラーの交響曲第2番「復活」の指揮シーンは圧巻。
Netflixでも見られるのでぜひ!

 

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