今月Netflix配信予定の『ザ・ワンダフル・ストーリー・オブ・ヘンリー・シュガー』
(ヘンリー・シュガー役はベネディクト・カンバーバッチ)のウェス・アンダーソン監督の新作
『アステロイド・シティ』を観ました。
Asteroid City 2023年米 104分
ストーリー
時は1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街、アステロイド・シティ。隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所であるこの街に、ジュニア宇宙科学賞の栄誉に輝いた5人の天才的な子供たちとその家族が招待される。
戦場カメラマンや女優などユニークな招待家族の出席でいざ授賞式が始まると、祭典の真最中にまさかの宇宙人到来。
軍は宇宙人出現の事実を隠蔽するために街を封鎖。
砂漠の街に閉じ込められた住人と科学者と招待された家族たちは、それぞれ親交を深めるが…。
キャスト
オーギーにジェイソン・シュワルツマン、息子のウッドロウにジェイク・ライアン、オーギーの義父にトム・ハンクス、女優のミッジ・キャンベルにスカーレット・ヨハンソン、娘のダイナにグレース・エドワーズ、モーテルのマネージャーにスティーブ・カレル、メカニックのハンクにマット・ディロン、ギブソン将軍にジェフリー・ライト、ヒッケンルーバー博士にティルダ・スウィントン、エイリアンにジェフ・ゴールドブラム、劇作家のコンラッドにエドワード・ノートン、演技教師にウィレム・デフォー、グリーンにエイドリアン・ブロディ、グリーンの妻にホン・チャウ、女優でマーゴット・ロビー、司会者にブライアン・クランストン、他リーブ・シュレイバー、トニー・レヴォロリ、ホープ・デイヴィス、ルパート・フレンド、マヤ・ホークなど。
監督は『犬ヶ島』『グランド・ブタペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン。
ネタバレ感想
劇作家(エドワード・ノートン)を取り上げたTV番組(モノトーン)から、
その作家が演出した演劇(カラー)へと変わるという構図。
時々、これは作り物ですよ〜という描写が入って、逆に紛らわしい気もするけれど、
色分けされているので混乱はしない。
ただ、感情移入のしどころは掴みにくい。
まあ感情移入するタイプの映画ではないのだけれど、
ちょっと眠くなっちゃいました〜。( ̄∀ ̄*)イヒッ
キャストの使い方やキャラ設定は面白いし、セットも楽しいので、それだけ見ても楽しめるのだけど、
前作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』も眠かったので、
最近ちょっと物足りない感じ。
ブルース・ウィリスが元気だったら、トム・ハンクスの役は彼が演じたかな〜とちょっと思いました。