アニメ要らなかったかな〜 『クリード 過去の逆襲』(ネタバレ感想)

アニメ要らなかったかな〜 『クリード 過去の逆襲』(ネタバレ感想)

ロッキー』シリーズのスピンオフで、ロッキーの盟友アポロ・クリードの息子アドニスを主人公にした『クリード』シリーズ3作目『クリード 過去の逆襲』を観ました。

Creed III 2023年米 116分

 

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ストーリー

かつてロッキーが死闘を繰り広げた親友アポロの息子アドニス・クリード。ロッキーの魂を引き継ぎ世界チャンピオンとなった彼も今では現役引退し、妻ビアンカと娘アマーラと穏やかな日々を過ごしていた。ある日アドニスの前に刑務所から出所した幼なじみのディミアンが現れる。2人はかつて兄弟同然の仲であったが、ある事件から疎遠になっていた。
ディミアンに負い目のあるアドニスは、彼の願いを聞きボクシングジムへ迎え入れるが、ディミアンにはある目的があった。

キャスト

アドニス・クリードに『ブラック・パンサー』のキルモンガー、マイケル・B・ジョーダン、妻ビアンカを『ソー:ラブ&サンダー』のヴァルキリー、テッサ・トンプソン、アドニスの母メアリーにフィリシア・ラシャド、娘のアマーラにミラ・デイヴィス=ケント、デュークにウッド・ハリス、ドラゴの息子ヴィクターにフロリアン・ムンテアヌ。
ディミアンに『アントマン&ワスプ クアントマニア』のジョナサン・メジャース
監督はマイケル・B・ジョーダン。今回シルベスター・スタローンは制作にまわってます。

ネタバレ感想

ボクサーになる夢を諦めきれずロッキーを訪ね、ロッキーの指導を受けチャンピオンとの試合に臨んだ1作目『クリード チャンプを継ぐ男』(2015年)

チャンピオンとなったアドニス、父を倒し命を奪ったロシア人のボクサー、イワン・ドラゴとその息子ヴィクターからの挑戦を受けた2作目『クリード 炎の宿敵』(2018年)

全2作はシルベスター・スタローン演じるロッキーも出ているし、話の内容もどちらかというとロッキーの因縁絡みだったのですが、3作目にしてロッキー無しで、アドニスの過去の因縁と向き合う話となりました。
アドニスが母メアリーに引き取られる前(アドニスの母はアポロの愛人)の孤児院時代に兄弟同然に育ったディミアン、彼がボクシングに挑戦したいというのでチャンスを作りますが、ディミアンは全力でアドニスの持つ全てを奪いにきます。
最近注目のジョナサン・メジャースは、弱さと強さの両面を見せるのが上手いですね。プライベートで問題が起きているのが、今後の活躍に響くかも。
今回監督もしているマイケル・B・ジョーダン、基本的に品があるんですよね。
そつがなくまとまっているけれど、もうひとつ熱いものが足りないというか、ハングリーさが無いというか。
後味が悪くない終わりかたは良かったんですけど、
最後のアニメで、何(・・?)となってしまって、さらに映画の印象が薄くなっちゃいました。
日本のアニメ大好きなのが仇になっちゃったかも( ̄▼ ̄;アハッ・・・・

 

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