タイトルはダブル・ミーニング 『ソー:ラブ&サンダー』(ネタバレ感想)

タイトルはダブル・ミーニング 『ソー:ラブ&サンダー』(ネタバレ感想)

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)29作目、フェーズ4では6作目、マイティ・ソーシリーズ4作目で『マイティ・ソー バトルロイヤル』の続編になる『ソー:ラブ&サンダー』を観ました。
予告ではコメディ要素が満載で、笑える作品なのかと思っていたら、確かに笑える要素がありつつも、案外シビアな内容でしたね。

Thor: Love and Thunder 2022年米 119分

 

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ストーリー

アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のメンバーと共に自分探しの旅に出たソーだったが、かつての仲間、アスガルド人のシフが襲われているのを助けに駆けつける。シフを襲ったのは神殺しを誓ったゴアだった。シフを地球のニューアスガルドへ送り届けたソーの前に、ムジョルニアを手にしたかつての恋人ジェーンが現れる。

キャスト

シリーズ引き続き、ソーにクリス・ヘムズワース、ジェーンにナタリー・ポートマン、ヴァルキリーにテッサ・トンプソン、ピーター・クイルにクリス・プラット、ネビュラにカレン・ギラン、マンティスにポム・クレメンティエス、ドラッグスにデイブ・バウティスタ、ロケットにブラッドリー・クーパー、グルートにヴィン・ディーゼル、クラグリンにショーン・ガン、シフにジェイミー・アレクサンダー、ダーシーにカット・デニングス、エリック・セルヴィグにステラン・スカルスガルド、寸劇トリオでサム・ニール、マット・デイモン、ルーク・ヘムズワースイドリス・エルバも。
今作では神殺しゴアにクリスチャン・ベール、ゼウスにラッセル・クロウ、他メリッサ・マッカーシー、ベン・ファルコーン、サイモン・ラッセル・ビールなど。
監督は『マイティ・ソー バトルロイヤル』に引き続きタイカ・ワイティティ(コーグも演じてます)。

ネタバレ感想

フェーズ4に入り、アベンジャーズ初代ヒーロー達の代替わりが進む中、今作でジェーンが2代目ソー襲名と思いきや、いろいろ想像と違っていましたね(確かに2代目でもあったけど)。
予告の感じでは、ガーディアンズのメンバー達と面白おかしく旅をするのかと思えば、ガーディアンズはあっさり退場。『マイティ・ソー バトルロイヤル』と同じく全編ロックで流れますが、前作ほどコメディタッチではなく、いきなりゴアが復讐者となる悲しい物語から始まり、ジェーンはステージ4の癌に冒されている設定。
要所要所で笑わせてくれますが(やはり一番笑ったのは、例の寸劇( ̄m ̄〃)ぷぷっ!)、笑いより哀しみの方に持っていかれちゃいました。ゴアも悲しいけれど、次々に愛する人を失うソーが不憫。
最後に起こった奇跡も一つだけ、でもその奇跡でやっとソーに笑顔が。
ゴアの娘の名前がラブなんですね〜。タイトルには2つの意味がありました。

お約束のミッドクレジットシーンとエンドクレジットシーンあり。

原作コミックは読んでいないので、ちょっととっ散らかったような、強引な展開に感じてしまいました。
ドクター・ストレンジ/マルチ・バース・オブ・マッドネス』が上手くまとまっていたので、比べると特に。
欲目かしらん。( ̄∀ ̄*)イヒッ

 

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