世界中で大ヒットの「クイーンズ・ギャンビット」をようやく見ました。
1話1時間程度で全7話。
毎日1話づつ見ようと思っていたのに、途中から止まらなくなり、4日で見終わっちゃいました。
The Queen’s Gambit 2020年米 全7話
ストーリー
エリザベス・ハーモン(ベス)は9歳の時交通事故で母親を失い養護施設に入る。そこで用務員のシャイベルがチェスをプレイしているのを見て興味を持つ。シャイベルはベスの才能に気付き、チェスの手解きをする。13歳でウィートリー家の養子となったベスだったが義父が家に戻らなくなり、生活を助けるため賞金目当てにチェス大会へ出場し見事優勝。
義母アルマの協力もあって次々と大会へ出場するが、全米選手権で初めて敗れる。
キャスト
エリザベス・ハーモンにアニャ・テイラー=ジョイ(幼少期はアイラ・ジョンストン)、用務員シャイベルに『ジョーカー』のビル・キャンプ、親友のジョリーンにモージス・イングラム、養母アルマにマリエル・ヘラー、州チャンピオンだったハリー・ベルティックに『ハリー・ポッター』シリーズでダドリーだったハリー・メリング、ベスが想いを寄せるタウンズにジェイコブ・フォーチューン=ロイド、全米チャンピオンのベニー・ワッツにトーマス・ブロディ=サングスターなど。
ネタバレ感想
ボビー・フィッシャーをモデルにしたらしいチェスの天才少女のお話。
舞台は1960年代、チェスをするのもほとんど男性だった時代に、物おじせず勝ち進んでいくベス。
養護施設でチェスの道に目覚め、養子先へ引き取られ、家計を助けるためにチェスの大会へ。
勝って賞金を手にしてからは好きな洋服を買い、モデルのように華やか。
良き相棒だった義母を亡くすと、住んでいた家を義父から買い取り、思い出に浸ることもなく自分の好きなように改装する。
わざわざ家を買い取らなくても好きな所に住めばいいのにと思ったけれど、この時代に若い女性が1人で家を借りるのも大変だっただろうから、買い取って正解なんだなと気づきました。
初体験も通りすがりの男と済ませるし、こだわりのなさが潔いというか好奇心も旺盛。
自由奔放に思えるベスですが、↑のポスターのチェスの駒の一部が酒瓶と精神安定剤になっている様に、養護施設時代の薬物両方が影響して依存症になっています。彼女には人に話すには辛すぎるトラウマがありました。
彼女に負けたタウンズ、ハリー、ベニー達も依存症に気づき、心配して手を差し伸べます。
さてベスは依存症から脱却し、ロシアの負け知らずのボルコフを破ることができるのか。
ロシア行きの騒動もまた面白いです。ぜひ!