マイケル・キートンのバットマンが出る予告で期待爆上がりだった『ザ・フラッシュ』を初日IMAX鑑賞。
予想以上に良かったですよ!
自分は『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』と『ジャスティス・リーグ』のおさらいをしたけど、
過去作を見ていなくても、光速ヒーローのフラッシュは、バットマン、ワンダーウーマン、スーパーマン、アクアマン、サイボーグと「ジャスティス・リーグ」というヒーローチームで悪と戦っていることがわかっていれば大丈夫。
(自分が持ってる前2作が、長バージョン(3時間超えと4時間超え)のみで、少々寝不足気味( ̄∀ ̄*)イヒッ)
The FLASH 2023年米 134分
ストーリー
地上最速のヒーロー、フラッシュであるバリー・アレンは、ある日自分のスピードで時間を遡れることに気づき、
幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救おうと、過去に戻り歴史を改変してしまう。
未来へ戻る途中何者かに妨害されたどり着いたのは、母が生きて家族3人が幸せに暮らす世界。
しかしそこへ、かつてスーパーマンが倒したはずのゾッド将軍が大軍を率いて襲来し、地球植民地化を始める。
自分のせいで歴史が変わってしまったフラッシュは、人々を救うためバットマンであるブルース・ウェインに助けを求めるが、その世界のブルース・ウェインは彼が知っているブルースではなかった。
キャスト
フラッシュ/バリー・アレンにエズラ・ミラー。
バットマン/ブルース・ウェインには、ベン・アフレックの他、1989年の『バットマン』と1992年の『バットマン リターンズ』のマイケル・キートン。アルフレッドにジェレミー・アイアンズ。
バリーの父が前作のビリー・クラダップからロン・リビングストンに変わったのはちょっと残念。
母に『パンズ・ラビリンス』のマリベル・ベルドゥ、バリーの友人アイリス・ウェストにキアシー・クレモンズ。
『マン・オブ・スティール』のスーパーマンの宿敵ゾッド将軍にマイケル・シャノン。
スーパーガール役にサッシャ・ガジェ、他カメオ出演いろいろ。
監督は『IT イット “それ”が見えたら、終わり。』のアンディ・ムスキエティ。
ネタバレ感想
前作『ジャスティス・リーグ』で、父親が無実の母殺しの罪で投獄されていることは描かれていましたが、
バリー・アレンがフラッシュになった経緯などは今作でようやく分かりました。
過去に戻れば母も父も救えると分かれば、試さずにはいられない。
未来に影響が出ないように、トマト缶1つを動かしただけなのに、未来だけでなく過去まで大幅に変わってしまいます。
家族が幸せな世界を守るため、過去の自分と一緒に奮闘するバリー。
二役を完全に演じ分けているエズラ、それぞれの違った葛藤を演じていて素晴らしい。
トマト缶が結末に重要となってくるストーリーも上手い。
最近マルチバースの話が多い中、切り口が違っているのが面白いし、
ベン・アフレックのバットマンも好きだけど、何よりマイケル・キートンのバットマンがまた観られるのが嬉しい♪
黄色の蝙蝠マークのバットスーツにバットモービル、バットウィング、あぁ懐かしい!
懐かしいと言えば、過去のスーパーマン達も。
そして、最後に出てくるあの人は、今作のオチってだけで、次のバットマンではないだろうけれど、
なかなかのサプライズでした。
結構シリアスな話をユーモアとノスタルジーとエモで満たして、
ちょっと切ないながらも満足させてくれました。
ぜひ劇場で!