『ジャスティス・リーグ』の撮影を途中降板したザック・スナイダー監督が、ファン達の要望で、降板前に撮影していたものに追加撮影して完成した『ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット』。
リリーズ時に購入していたソフトをやっと見ました。
約4時間を、一気に見る時間が取れるのを待っていました。
時間が気にならないほど、見応えありましたよ。
Zack Snyder’s Justice League 2021年米 241分
ストーリー
『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でスーパーマンを失くした世界。
新たな脅威が既に迫っている事を感じたブルース・ウェイン(バットマン)は、スーパーマンなき後の世界を守るため、ダイアナ・プリンス(ワンダーウーマン)と共に、超人(メタヒューマン)たちのチームを作ろうとしていた。
彼らはそれぞれに過去を抱え、仲間にするには一筋縄ではいかなかったが、アマゾンとアトランティスで守られていたマザーボックスがステッペンウルフに奪われ、最後のマザーボックスを守るため集結する。
キャスト
バットマン/ブルース・ウェインにベン・アフレック、執事のアルフレッドにジェレミー・アイアンズ。
『ワンダーウーマン』ダイアナ・プリンスのガル・ガドット、アクアマン/アーサー・カリーにジェイソン・モモア、フラッシュ/バリー・アレンのエズラ・ミラー、サイボーグ/ビクター・ストーンにレイ・フィッシャー。スーパーマン/クラーク・ケントにヘンリー・カヴィル。
ゴードンのJ・K・シモンズ、ロイス・レーンのエイミー・アダムス、マーサ・ケントのダイアン・レイン、ヒッポリタ女王にコニー・ニールセン、バルコのウィレム・デフォー、メラのアンバー・ハード、レックス・ルーサーjr .のジェシー・アイゼンバーグ。
ステッペンウルフにキアラン・ハインズ、バリーの父にビリー・クラダップ、ビクターの父にジョー・モートン、マーシャン・マンハンターにハリー・レニックスなど。
監督は『アーミー・オブ・ザ・デッド』のザック・スナイダー。
ネタバレ感想
4時間の尺ですが、少しも長く感じず一気に見ました。
途中から監督を引き継いだジョス・ウェドンの劇場版も観ていますが、全体的にこちらの方が落ち着いていてしっくりきます。そこは、『マン・オブ・スティール』、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』も監督しているスナイダー監督なので、一貫性もあるしトーンも同じ。
このスナイダー版はウェドン監督が撮影したシーンは入っていないらしく、感覚は正直なもので、劇場鑑賞時に違和感を感じたシーンは全てウェドン監督シーンでした( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
7つのパートに分けた構成も見やすさの理由かも。
時間がある分、各キャラについて時間を割いているので、説得力もある。
誕生にマザーボックスが絡むサイボーグと、ステッペンウルフの側の話と2本立てで進行する感じで、意外にバットマンの影が薄い。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
スーパーマンを生き返らせるまでの過程も丁寧に描かれ、スーパーマンのブラックスーツも良い。
クライマックスの戦いでは、本当に間に合うのかヒヤヒヤしましたが、ステッペンウルフを倒しダークサイドの侵略を阻止。
めでたしで終わったはずが、劇場版にもあったルーサーのシーンの後、ブルースが見る不穏な夢。
ここでジャレッド・レト演じるジョーカーや、デスストロークが登場しますが、”ジャスティス・リーグ構想”が頓挫しちゃってるので、この続きが作られることはないのかなぁ〜。
マーシャン・マンハンターが何者なのかも気になったので、続きも見たいなぁ〜。