『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』アメリカ産とイギリス産の犬猿の仲の2人がタッグを組むお話。時々観ている方が恥ずかしくなるようなコテコテの描写もありつつ、ワイスピシリーズらしくファミリーの大切さの話でもありました。カーアクションの格好良さも健在で、特にバイクアクションにシビれました。
FAST and FURIOUS PRESENTS: HOBBS and SHAW 2019年米 136分
ワイルド・スピードシリーズ初のスピンオフ。本編8作の後の9作目。
本編を見ていなくてもなんとなく分かるので、本作だけ観ても大丈夫。
過去の因縁など興味がある方は、シリーズ遡ってみるのも良いかも。
スーパーコンボとは?
・ルーク・ホブス:ワイスピシリーズ本編では5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』から登場。アメリカDSS(外交保安部)の捜査官としてドミニク(ドム)・トレット逮捕の為に派遣されたが、このシリーズのお約束で最終的にドムとは協力体制となる。
・デッカード・ショウ:本編6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』の敵オーウェン・ショウの兄、元MI6。6作目のエンドクレジット後に、3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』のハン殺害シーンで初登場。7作目の『ワイルド・スピード SKY MISSION』で弟の仇討ちのため登場。
出会った瞬間から殺しあっていた2人ですが、今作では共通の目標のため嫌々手を組みます。
キャストは?
ルーク・ホブスにドウェイン・ジョンソン、デッカード・ショウにジェイソン・ステイサム。デッカード母ヘレン・ミレンも8作目『ワイルド・スピード ICE BREAK』に引き続き出てます。
デッカードの妹ハッティにヴァネッサ・カービー、『ミッション・インポッシブル/フォールアウト』に出てました。今回アクションもバッチリ、キャラも良い。
本作の敵役、自称黒いスーパーマン、ブリクストンにイドリス・エルバ、彼もカッコいいけど彼が乗るハイテクバイクが欲しい。( ̄∀ ̄*)イヒッ
他、エディ・マーサン、エイザ・ゴンザレス、クリフ・カーティスなど。
個人的にツボだったのはライアン・レイノルズ。一瞬ワイスピシリーズに出てたっけ?と思いましたが、今作が初めて。監督が『デッド・プール2』のデヴィッド・リーチなので、その繋がりかな。
ネタバレ感想
冒頭でも書きましたが、ワイスピシリーズってファミリーを守るのがテーマなので、(ファミリーは実の家族だったり仲間だったりしますが)今作でもショウは実の妹のため、後半にはホブスの家族も初お目見え。いきなりハカを始めるホブスとか観ている方が恥ずかしいシーンもあるけど、テーマが一貫しているのは良い。
一応緩急も付いていて、ホブスとショウの顔が交互に画面一杯になって罵りあってるところの緩さに対して、アクションは魅せますね〜。カーアクションはもちろん、バイクアクションもあり、ヘリとの引っ張り合いとか、ありえないアクションたっぷり。
ウィルスの性質がよく分からないとか、扱いが雑すぎるとか突っ込みどころもありますが、まあそこはご愛嬌で。
本編シリーズがどこへ向かっているのか分からない状態なので、分かりやすく的を絞っているストーリーは良いのでは。
あと、ちょい役で出ても彼らしさできっちり笑いを取るライアン・レイノルズ最高。
エンドクレジット中もオマケ映像ありますからね〜。
このオマケが次に繋がるのかは分かりませんが〜。
黒幕の正体が気になりますね〜。次に続くのか知らん。