全6作の恐竜スペクタクル映画の始まり 『ジュラシック・パーク』(ネタバレ感想)

全6作の恐竜スペクタクル映画の始まり 『ジュラシック・パーク』(ネタバレ感想)

7月29日から公開の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』公開に向け、過去シリーズをおさらい。
地上波ではジュラシック・ワールドシリーズの前2作を放送ですが、
このシリーズは、『ジュラシック・パーク』(1993年)、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997年)、『ジュラシック・パークⅢ』(2001年)の前3部作と、『ジュラシック・ワールド』(2015年)、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年)と来週公開の新作で、新3部作構成の全6作。
という事で、まずはシリーズ1作目の『ジュラシック・パーク』から。

 

JURASSIC PARK 1993年米 127分

 

Advertisement

 

ストーリー

大富豪ジョン・ハモンドの招待で、古生物学者グラントとサトラー、そして数学者マルコムが南米コスタリカの沖合いに浮かぶ島を訪れる。そこには、遺伝子工学によって蘇った恐竜たちが実在する究極のアミューズメント・パーク「ジュラシック・パーク」が誕生していた。プレオープンでパークを体験するグラントらは恐竜に会えて喜ぶ一方、自然に争う行為に不安を覚える。彼らが心配したとおりパークでは次々とトラブルが襲いかかり、ついに嵐の夜、檻から解き放たれた恐竜たちが一斉に牙を剥き始め、パークは恐怖の島と化す。

キャスト

アラン・グラント博士にサム・ニール、エリー・サトラー博士にローラ・ダーン、イアン・マルコム博士にジェフ・ゴールドブラム、ジョン・ハモンドに『大脱走』のリチャード・アッテンボロー、ハモンドの孫のアレクシスにアリアナ・リチャーズ、ティモシーに『ボヘミアン・ラプソディ』のジョゼフ・マゼロ、デニス・ネドリーにウェイン・ナイト、レイ・アーノルドにサミュエル・L・ジャクソン、ヘンリー・ウーにB・D・ウォンなど。
監督はスティーブン・スピルバーグ

ネタバレ感想

1993年制作だから、もう30年近く前になるんですね〜。3博士たちの若い事!( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
リチャード・アッテンボロー御大の無邪気さが可愛らしい。
今見るとやはり違和感が少しある恐竜たちも、公開当時は本当にリアルに感じたし、凄い映画を作ったと思いましたね。
原作者のマイケル・クライトンスピルバーグが監督するなら映画化OKにしたそうで、間違いない人選でした。

当時のCGI、SFXを駆使した映像で、化石の中の蚊が吸った血から恐竜を誕生させることができるという夢を見せ、
T-レックスの等身大の迫力に震え、ラプトルの凶暴性と群れで狩る攻撃パターンに怯え、
人間の無知・横暴・欲・杜撰さなどから起きるミスに嘆き、
物事は決して予測通りには進まず、一つの綻びがどんどん悪循環を起こし悪夢が広がっていく様子を、
魅力的なキャストで、ドキドキハラハラを体験させてくれる一流エンターテイメント。

なんとか逃げ延びて安堵するものの、人間は懲りない動物なので、次作ができるという訳です。

 

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』へ続く

 

Advertisement

映画の旅カテゴリの最新記事