『シング・ア・ソング！〜笑顔を咲かす歌声〜』を観ました。
こういう邦題って、全く覚えられなくなりましたね。（>_<）
Military Wives 2019年英 112分
ストーリー
2009年、愛する家族を戦地へ送り出し、無事に帰ってくることを願いながらイギリス軍基地で暮らす女性たち。
家族が帰るのを待つ間の士気を高め、互いに支え合って苦難を乗り越えるため団結を求められ、合唱団を結成する。
大佐の妻で年長者のケイトやまとめ役のリサが中心となり、メンバーの心と歌声は徐々にまとまっていく。
練習を見た上官の推薦によりロイヤル・アルバート・ホールで行われる大規模な戦没者追悼イベントで歌ってほしいと連絡が入り、一同舞い上がっているところへ、恐れていた知らせが届く。
キャスト
ケイトにクリスティン・スコット・トーマス、リサにシャロン・ホーガン、クルックスにジェイソン・フレミング、リチャードにグレッグ・ワイズ、アニーにエマ・ラウンズ、ジェスにギャビー・フレンチ、サラにエイミー・ジェームズ＝ケリー、ルビーにララ・ロッシ、フランキーにインディア・リア・アマルティフィオなど。
監督は『フルモンティ』のピーター・カッタネオ。
ネタバレ感想
実話ベースのお話。
選曲やアフガニスタン出兵からちょっと前の話だとは思いましたが、2009年だったのでそれほど前でもありませんでしたね。
軍の基地で暮らす妻たちは、日本だと社宅で暮らす感じに近いのかも。
上官の妻の力が大きそうですが、日本と違って下士官の妻もしっかり意見を言うし、引き下がりもしません。
生死がかかっている家族を待つ身なので、孤独だと精神的に追い詰められやすいと軍内部から団結して何かをする様に指導されるというのが、理にかなってはいるけれど余計なお世話な気も。（￣∀￣*）ｲﾋｯ
個性的なメンバー揃いで、最初の歌声を聴いた時はまとまるのかと思いましたが、ケイトとリサの指導者ポジションの2人が、意見が違いながらも熱心に指導し、メンバーの個性を見抜いてまとめあげました。
喧嘩しつつも互いを思いやって、支え合うメンバー。
ロイヤル・アルバート・ホールで、リサの作ったオリジナル曲を歌うシーンは感動的。
しかし、あまり良い話すぎると、家族を戦地に送り出してもじっと耐えますみたいな、政府からのプロパガンダ的に思えなくもなくて。
感動に水がさされた気がするのは、自助だ共助だという国に住んでいるからでしょうか。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ
