エブエブ観ました!ぶったまげでした。
賞レースを席巻し、アカデミー賞では10部門11ノミネート。
アカデミー賞というよりは、カルトっぽい気がしなくもないんだけど?( ̄∀ ̄*)イヒッ
Everything Everywhere All at Once 2022年米 139分
ストーリー
中国から夫と一緒にアメリカに渡りコインランドリーを営むエヴリン。仕事に追われる中、頑固な父親の介護や一人娘ジョイが女性の恋人を連れ帰り、確定申告に専念できない。国税庁のエレベーターの中で、突然夫に“別の宇宙の夫”が乗り移り、強大な悪の存在によって危機に直面した全宇宙を救ってほしいと語り始め…。
キャスト
エブリンに『シャン・チー/テン・リングスの伝説』『ガンパウダー・ミルクシェイク』の元ボンドガールでありアジアを代表するスター、ミシェル・ヨー、夫のウェイモンドに『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』『グーニーズ』の天才子役キー・ホイ・クアン、娘ジョイにステファニー・スー、父ゴンゴンにジェームズ・ホン、国税庁のディアドラに『ハロウィン』の女王ジェイミー・リー・カーティス、ベッキーにタリー・メデル。
他アンディ・リー、ジェニー・スレイト、ハリー・シャム・Jr、リー・ジュンなど。
監督は『スイス・アーミー・マン』のダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートのダニエルズ、製作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』のアンソニー&ジョー・ルッソ。
ネタバレ感想
最近流行りのマルチバース(多元宇宙/平行宇宙)、宇宙には複数のユニバースがあるという考え。
MCUのヒーロー物ならまだしも、こんな普通の女性でマルチバース物って想像できませんでしたが、主人公エブリンは他のバースへジャンプすることで他バースの自分の特技を身に付けて巨悪に立ち向かいます。(『マトリックス』ぽい)
しかもその巨悪な存在が愛娘のジョイという。
ストーリーはシンプルで普遍な家族の物語。
主人公エブリンは父親に認められなかったというトラウマから何をやってもうまくいかない、そんな自分に失望し自信を持てない、そして自分も父親の様に娘に愛をうまく伝えられない。
その結果娘が悪の権化となってしまう。
娘を救うため、他のバースの自分の助けを借りるのだけれど、「バース・ジャンプ」をするためにすることが、レイティング付いていないの良いの?って思っちゃうカオスぶり。( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
夫からの愛に気づき、娘へは愛を伝え家族の絆を取り戻す、王道の良い話だけど意外性はなく、逆にマルチバースは意外性だらけで、呆気に取られていて特に大笑いとか泣いたりする様な感動はなかったのだけど、主要キャストの巧さには感動。
特にキー・ホイ・クアンがとても良い!
俳優の仕事がなくて離れていたらしいけれど、もったいないことしたもんです。
さて、アカデミー賞ではどうなるのでしょうかね〜?