悪くもないけど、ミステリー・サスペンスではないね 『マダム・ウェブ』(ネタバレ感想)

悪くもないけど、ミステリー・サスペンスではないね 『マダム・ウェブ』(ネタバレ感想)

モービウス』に続くSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の第4作目の『マダム・ウェブ』を観ました。
盛り上がってないという噂でしたが、普通に面白かったですよ。

 

Madame Web 2024年米 116分

 

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ストーリー

2003年のニューヨーク。救急救命士として働くキャシー・ウェブは、一人でも多くの命を救うため日々奮闘していた。
ある時、救命活動中に生死を彷徨う大事故に巻き込まれてしまう。 それ以来、デジャブのような奇妙な体験を重ねるキャシーは、偶然にも出会った3人の少女たちが、黒いマスクの男に殺される悪夢のようなビジョンを見てしまう。
それが未来に起きる出来事だと確信したキャシーは、少女たちを助けることを決意。未来が見えるという不思議な力を使い何度も危機を回避するが、どこまでも追ってくる謎の男の正体は…。

キャスト

カサンドラ(キャシー)・ウェブ/マダム・ウェブに『フィフティ・シェイズ』シリーズのダコタ・ジョンソン、後にスパイダーウーマンとなる3人、ジュリア・コーンウォールに『リアリティ』のシドニー・スウィーニー、マティ・フランクリンに『ゴーストバスターズ/アフターライフ』のセレステ・オコナー、アーニャ・コラソンに『トランスフォーマー/最後の騎士王』のイザベラ・メルセド、今作のヴィラン、エゼキエルに『ニューヨーク 親切なロシア料理店』のタハール・ラヒム、キャシーの同僚ベン・パーカーに『ブラックスキャンダル』のアダム・スコット、ベンの妹メアリー・パーカーにエマ・ロバーツ、他マイク・エップス、ケリー・ビシェなど。
監督はテレシリーズ「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などのS・J・クラークソン

ネタバレ感想

ウェブという蜘蛛関係なのでスパイダーマンのスピンオフというのはなんとなく分かりましたが、
作中で生まれた子がピーター・パーカーというのは、鑑賞後にいろいろ漁って初めて分かりました。
トム・ホランドが演じたMCUのピーターとは、生まれ年が違うらしい。

キャシーがマダム・ウェブとなった過程を描いた今作。
彼女が助ける3人の少女がどのように後のスパイダーウーマンになるのかまでは描かれず。
コミックを知らない身としてはモヤっと。
キャシーの母に起こったことを観ている観客には、ミステリー・サスペンスというほどの驚きはなくて。
ヴィランの動機は単純明快なのだけれど、なぜ狙われる様になるのかの背景説明もないし、
キャシーが誘拐犯と誤解されていたことの弊害もないし、盗んだタクシーをいつまでも乗り回すのもどうかと。

スパイダーマンのお約束、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」の応用バージョンが出て来たのに、
おぉ〜!となったのと、エンディング曲がクランベリーズの「ドリームス」だったのに、
ちょっと上がりました♪

エンドクレジットシーンなど一切なかったので、これ1作限りかな?

 

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