冥界人情エンタメ 『神と共に 第一章:罪と罰』(ネタバレ感想)

冥界人情エンタメ 『神と共に 第一章:罪と罰』(ネタバレ感想)

ただ悪より救いたまえ』が面白かったので、韓国映画をもっと見ようとNetflixで以前高評判を耳にした『神と共に 第一章:罪と罰』を見ました。
任侠物だと思っていたらまさかのファンタジーで、凄く面白くて見るの止まらなくなり、それが途中から人情物に変わって、最後号泣でした。
韓国映画って、ハズレなしなのでは?

 

신과함께-죄와 벌/Along with the Gods: The Two Worlds 2018年韓国 140分

 

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ストーリー

火災現場で勇敢にも少女を救い出す一方、自らは殉職してしまった消防士のジャホン。まだ自分が死んだことすら理解できていない彼の前に、冥界からの使者カンニム、ヘウォンメク、ドクチュンが現われ、“人は亡者になると49日間のうちに7つの地獄(殺人地獄・怠惰地獄・裏切り地獄・不義地獄・ウソ地獄・暴力地獄・天倫地獄)で裁判を受けなくてはならない”というルールを説明する。その裁判すべてで無罪となった者だけが、現世に生まれ変わることができるという。そして3使者はそんなジャホンの地獄巡りに帯同し、彼の弁護と警護を務めるというのだった。生前の善行が認められ、19年ぶりの貴人として転生を確実視されるジャホンだったが、裁判が進むにつれて地獄鬼や怨霊が出現し…。

キャスト

3使者のリーダー・カンニムにハ・ジョンウ、へウォンメクにチュ・ジフン、ドクチュンにキム・ヒャンギ、殉職した消防士ジャホンにチャ・テヒョン、ジャホンの弟スホンにキム・ドンウク、スホンの部下ドンヨンにEXOのD.O.(ディオ)、パク中尉にイ・ジュニョク、ジャホンの母にイェ・スジョン、閻魔大王にイ・ジョンジェ
監督はキム・ヨンファ

ネタバレ感想

話が二転三転して、ジャホンも3使者もどんどんイメージが変わっていって面白い。

消防士として火事場から子供を助けて殉職したジャホン。その行いから「貴人」と認定される。
一方ジャホンを助ける3人の使者は、千年の間に49人生まれ変わらせたら、自分達も生まれ変われるという約束を閻魔大王としており、すでに47人を生まれ変わらせていてジャホンが48人目。
7つの裁判もすんなり無罪となり現世に生まれ変われるのかと思いきや、実はジャホンには隠された秘密があることがわかる。
ジャホンを生まれ変わらせるために、文句言いつつも戦い弁護する3人の使者の奮闘っぷりが良い。
彼の生活を振り返り、彼の秘密を解き明かしていくうちに、ジャホンが過去に障害を持つ母親と弟を殺して自分も死のうとしていたことが分かります。
結局未遂に終わったものの、自分を恥じて家を出て、15年間昼も夜も働いて実家に仕送りを続けたジャホン。
最後の裁判で閻魔大王から、母親はジャホンが自分を殺そうとしていたことを知っていたと。
自分が負担になっていることを分かっていてそのまま殺されるつもりだったと閻魔大王から聞かされます。(T . T)
恐ろしいはずの閻魔大王が優しくて。イ・ジョンジェ、美味しい役でした。

第二章は弟のスホンが冥界へ。
見るの止まりませんね〜。

神と共に 第二章:因と縁』へ続く。

 

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