波紋を呼んだ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ネタバレ感想)

波紋を呼んだ『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(ネタバレ感想)

引き続き(といっても1週間経っちゃたけど)のおさらい鑑賞。
現在公開中の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』の前作、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編、新3部作の2作目、スター・ウォーズシリーズではエピソード8となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』。

STAR WARS: THE LAST JEDI 2017年米 152分

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ストーリー

前作『フォースの覚醒』で、スター・キラーの攻撃によって幾つかの共和国の星が跡形も無く消えた事により、共和国の士気は下がりレジスタンスは孤立していた。反乱の火を灯し続けるために孤軍奮闘するレジスタンス。一方、ルークを見つけたレイは、島を出る気がないルークをなんとか連れ戻そうとしていた。カイロ・レンとの闘いで重症だったフィンはようやく目覚めポーと再会する。

キャスト

レイ:デイジー・リドリー、フィン:ジョン・ボイエガ、ポー:オスカー・アイザック、カイロ・レン:アダム・ドライヴァー、ハックス将軍:ドーナル・グリーソン、スノーク:アンディ・サーキス、キャプテン・ファズマ:グウェンドリン・クリスティー、マズ:ルピタ・ニョンゴ他。
レイア:オーガナ姫:キャリー・フィッシャー、ルーク・スカイウォーカー:マーク・ハミル、C-3PO:アンソニー・ダニエルズ、チューバッカ:ピーター・メイヒュー、ヨーダ:フランク・オズらおなじみのメンバー。
今作では、ローズ:ケリー・マリー・トラン、ホルド提督:ローラ・ダーン、DJ:ベニチオ・デル・トロ、らが新たに参加。
カメオではジョセフ・ゴードン=レビットが声で、レジスタンスの兵士でギャレス・エドワーズ監督やエドガー・ライト監督。
ストームトルーパー役でウィリアム王子とハリー王子、トム・ハーディがいるという噂。
監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン

ネタバレ感想

大体大きな転換となる2作目。
旧3部作では2作目『スター・ウォーズ エピソードⅤ/帝国の逆襲』でタイトルどおり帝国軍の逆襲に遭い、反乱軍は撤退を余儀なくされ、ルークは単独で修行のためヨーダを探しに惑星ダゴバへ。
ん?なんだか今作と始りが同じな様な〜( ̄∀ ̄*)イヒッ

まぁ、それはさておき、冒頭のポーの無謀な突撃。敵艦ドレッド・ノートをなんとか撃沈しましたがたくさんの犠牲を出した事をレイアに戒められます。このあたりスピンオフの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』を思い出しました。

その後の展開は意外なことばかりで、
ルークは合流しないし、レイアはあっさりフォースを使うし、ポー&フィン&ローズの決死の作戦は失敗しちゃうし、ローズはフィンにチューしちゃうし。
そしてなんといってもスノークがあっさり死んじゃったことですよね。
ラスボスが死んじゃってどうするの〜!
実はフェイクで本当は生きてるのではと深読みしましたよね(ある意味そうだったけど)

ルークの死は意外では無かったです。ヨーダの登場も嬉しいけどオビ=ワンも来て欲しかった。( ̄∀ ̄*)イヒッ
2度目の「すべての答えが間違っている」カッコ良かったです。

割れた評価

今作はとにかく話題で、賛否が激しかったですね〜。
批判はまずはルークに対して。旧3部作のルークとかけ離れているというのと、レイと師弟関係になってないという事が大きかった気がします。
ルークってあんなもんだったと思いましたけど〜。( ̄∀ ̄*)イヒッ
旧シリーズでもすぐ弱音を吐くし投げ出すし、ヨーダから辛抱が足りないとか言われていたのに、レイに対して同じ様なことを言ってるのでおやおやと。大体ルーク自体修行半ばで師が居なくなったのにジェダイ・マスターによくなれましたよね。( ̄∀ ̄*)イヒッ

個人的に違和感があったのは、レイが何者でも無かった(親がルークかと思ってたので)
カイロ・レンと同じくらいフォースが強く、あんなにカイロ・レンと繋がっていたのに(ぶっちゃけこの演出はくどく感じましたね)何者でも無いの?
あとはフォースについて。ローズの姉ペイジが爆弾投下スイッチを取るところは違うかもしれないけど、子供が箒を掴んだり、あれっ皆フォースが使えるの?
フォースってもっと特別なものと思っていたので。

逆に評価されたのは、現実的な視点も盛り込まれていること。
金持ちが遊ぶカジノの外では貧困に苦しんでいたり、ベネチオ・デル・トロ演じるDJが世の中の2面性を伝えたり。
あと、レイが何者でも無いことから、すべての人に可能性があるということ、特別な人だけの物語じゃないと伝えたこと。
ジョージ・ルーカスも肯定的でした。

それらがスターウォーズの世界では異質に思われたこと、残り2作のところでの突然の方向転換に思われたことが、続編の完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』に影響することになりました。

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