【見ると必ずハマること間違いなし】「ゲーム・オブ・スローンズ」第1章:七王国戦記

【見ると必ずハマること間違いなし】「ゲーム・オブ・スローンズ」第1章:七王国戦記

最終章となる第8章が先月放送された「ゲーム・オブ・スローンズ」、同時期に公開された『アベンジャーズ/エンドゲーム』と同じくらい話題になっていました。
2011年に第1章が放送されてから毎年新章が放送され、ドンドン知名度と人気が上がりました。一度見始めると次が気になって見るのが止まらないストーリー展開。
細かく複雑に張り巡らされた伏線を確認するため、1章からおさらいする事に。

ゲーム・オブ・スローンズとは

映像化は不可能とされたジョージ・R・R・マーティン原作の「氷と炎の歌」シリーズを基にしてHBOが製作した超大作TVドラマ。(原作は未完)
夏と冬が不規則に巡る大陸ウェスタロス、7つの王家(七王国)を支配する”鉄の玉座(Throne)”、この玉座の覇権をめぐって陰謀と策略が渦巻く人間ドラマと壮絶な争いが繰り広げられるお話。

第1章の主要人物と王国

パラシオン家(紋章:黒い牡鹿、”氏神は復讐の女神”、領地:ストームズエンド)
・ロバート・パラシオン(マーク・アディ):現王
・サーセイ・パラシオン(レナ・へディ):旧姓ラニスター、現王妃
・ジョフリー・パラシオン(ジャック・グリーソン):王子
・レンリー・パラシオン(ゲシン・アンソニー):王の弟

ラニスター家(紋章:黄金のライオン、“聞け、わが咆哮を!”、“ラニスターは常に       借りを返す”、領地:キャリスターロック)
・ジェイミー・ラニスター(ニコライ・コスター・ワルドー):サーセイの双子の弟
・ティリオン・ラニスター(ピーター・ディングレイジ):ジェイミー達の弟
・タイウィン・ラニスター(チャールズ・ダンス):当主

スターク家(紋章:灰色の狼、“冬来たる”、領地:ウインターフェル)
・エダード(ネッド)・スターク(ショーン・ビーン):北の王
・キャトリン(ミシェル・フェアリー):旧姓タリー、ネッドの妻
・ロブ(リチャード・マッデン):長男
・ブラン(アイザック・ヘンプステッド=ライト):次男
・リコン(アート・パーキンソン):三男
・サンサ(ソフィー・ターナー):長女
・アリア(メイジー・ウィリアムズ):次女
・ジョン・スノウ(キット・ハリントン):ネッドの非嫡出子、落とし子

グレイジョイ家(紋章:黄金のクラーケン、“われら種を播かず”、領地:鉄諸島)
・シオン(アルフィー・アレン):人質としてスターク家に預けられている

ターガリエン家(紋章:三頸のドラゴン、“炎と血”)
・ヴィセーリス(ハリー・ロイド):前王の次男
・デナーリス(エミリア・クラーク):ヴィセーリスの妹

・カール・ドロゴ(ジェイソン・モモア):ドスラクの族長、デナーリスの夫
・ジョーラ・モーモント(イアン・グレン):傭兵
・イリリオ・モパティス(ロジャー・アラム):ターガリエン家を支持する豪商

アリン家(紋章:白の“月に隼”であり、“高きこと誉の如く”、領地:アリンの谷間)
・ライサ(ケイト・ディッキー):旧姓タリー、キャトリンの妹、”王の手”だった                 ジョン・アリンの妻
・ロバート(リノ・ファシオリ):長男

ナイツ・ウォッチ
・ジオー・モーモント(ジェームズ・コスモ):総帥、ジョラーの父
・メイスター・エイモン(ピーター・ヴォーン):学者、狂王の兄
・ベンジェン・スターク(ジョゼフ・マウル):エダードの弟
・サムウェル・ターリー(ジョン・ブラッドリー):父に疎まれ家を追い出された

その他
・ピーター・ベイリッシュ(エイダン・ギレン):大蔵大臣
・ヴァリス(コンリース・ヒル):宦官、スパイの元締
・ブロン(ジェローム・フリン):傭兵
・ジェンドリー(ジョー・デンプシー):ロバート・パラシオンの落とし子
・サンダー・クレゲイン(ロリー・マッキャン):通称”ハウンド(犬)”、護衛

まだまだいますが、このくらいで。映画でお馴染みの俳優もかなりいますよね。

ストーリー

第1章は全10話(各60分)の中では3つの舞台・展開がメインで構成。

まず、スターク家がメインで始まります。現王ロバート・パラシオンがスターク家の領地ウインターフェルへやってきます。”王の手”と呼ばれる宰相ジョン・アりンが亡くなり後継者にエダード・スタークを任命するためです。了承したエダードは娘二人を連れ王都キングスランディングへ。

次にターガリエン家。狂王と呼ばれたエイリス・ターガリエンが玉座を奪われた時、一族の大半は殺されましたが、息子のヴィセーリスと娘のデナーリスだけがナロー・シーを挟んだ海の向こうの東の大陸・エッソスに逃げ延び、援助者の元で暮らしています。王座奪還を狙うヴィセーリスは遊牧民ドスラクの軍勢目当てに、妹のデナーリスを族長カール・ドロゴに嫁がせます。

エダード・スタークの”落とし子”(正妻以外が産んだ子供)のジョン・スノウは、キャトリンに疎まれウインターフェル城に居づらいため、北に住む野人や”ホワイト・ウォーカー”を阻むための巨大な”壁”を守る”冥夜の守人(ナイツ・ウォッチ)”になる決意をし北へ向かいます。壁についた彼を迎えたのは、罪人や彼の様に家に居場所が無い者達。新しい家族と共に訓練の日々。

なぜ見始めると止まらないのか

ファンタジーの皮を被っていますが、中身は愛憎入り混じった覇権争い。
とにかく展開の予想が全くつかないし、展開が早い。
エピソード毎にレイティングが変わるくらい流血とエロスでショッキングシーンたっぷりの過激さ。R-18が付くTVドラマは初めてです。
”鉄の玉座”を求めての陰謀と裏切り、見ている側の願いを悉く打ち砕く非情さ。
正義が勝つのではないのです。正義は裏切られるのです。
見ている方も辛いけれど、ついつい続きが気になる。
登場人物達は、裏切られて傷ついて強く逞しくなっていきます。
が、応援していた人物が容赦なく死ぬので、覚悟が必要です。

ロバートが死に、息子のジョフリーが王座に就き、ジョフリーが正統な後継者でないことを訴えたエダードが殺され、

スターク家から始まった第一章、エダードは殺され、サンサは人質、逃げ出したアリアは北へ、キャトリンとロブはジェイミーを人質にして、軍を率いて王都へ向かうところで終わります。さて、ロブ達は無事にサンサを救い出せるのか。

ティリオン救出のための派兵がジェイミー救出へと変わったラニスター軍は、ジェイミーを取り戻せるのか。

無垢な少女からドラゴンの母へと変貌したデナーリス、まだまだ話はこれからです。

第2章へ続きます。

第1章の名言

アリアがダンス(剣)の師匠から教わった、「死神が目の前に現れたら何と答える?」「まだ死なぬ!(Not today!)」このセリフは都度都度出てくるので、最終章まで誰が言うのか確認しながら見て下さい。

R.I.P

第1章でもメインキャラクターが続々と退場するという情け容赦の無さ。
・ロバート・パラシオン:狩の最中に猪に突かれた傷で死亡
・ヴィセーリス・ターガリエン:熱した黄金を頭にかけられて死亡
・カール・ドロゴ:デナーリスによる安楽死
・エダード・スターク:謀反の罪で断首

 

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