『ドクター・ストレンジ』の続編、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、初日初回IMAX3Dで観ました。
なかなかの盛況ぶりで嬉しい限り。
内容はみっちり詰まっているので、リピートしがいがありそうです。( ̄∀ ̄*)イヒッ
Doctor Strange in the Multiverse of Madness 2022年米 126分
ストーリー
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』から5ヶ月、ドクター・スティーブン・ストレンジはかつての恋人クリスティン・パーマーの結婚式に出席していると、突如一つ目の怪物が出現。少女が狙われているのを確認し応戦する。
かろうじて少女を助けたストレンジだったが、その少女は前夜ストレンジの夢で見た少女だった。
キャスト
ドクター・スティーヴン・ストレンジにベネディクト・カンバーバッチ、今作では4人(?)のストレンジ役。
ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチにエリザベス・オルセン。
前作引き続き、ウォンにベネディクト・ウォン、クリスティン・パーマーにレイチェル・マクアダムス、ニックのマイケル・スタールバーグ、モルドのチュイテル・イジョフォー。
今作のスター、アメリカ・チャベスにソーチー・ゴメス、ワンダの2人の息子トミーのジェット・クラインとビリーのジュリアン・ヒルヤードは「ワンダヴィジョン」から。
イルミナティのメンバー、キャプテン・カーターのヘイリー・アトウェル、Mr.ファンタスティックに『クワイエット・プレイス』のジョン・クラシンスキー、キャプテン・マーベル/マリア・ランボーに『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のラシャーナ・リンチ、ブラックボルトにアンソン・マウント、プロフェッサーXのパトリック・スチュワート。
スタン・リーは居ませんが、ピザボール売りのおっちゃんにブルース・キャンベル。
前作監督のスコット・デリクソンは製作にまわり、監督は『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ。
ネタバレ感想
サム・ライミ監督らしいホラー色が強いなか、笑えるシーンも結構あります。
サノスの指パッチンで消えていた5年の間に、ソーサラー・スプリーム(至高の魔術師)の座をウォンに奪われているストレンジ、元恋人のクリスティーンに未練タラタラですが、彼女の結婚式に参列中に他のバースから逃げてきた少女を助けます。大体マルチバースの扉をうっかり開いてしまったのはストレンジですしね。
その少女、アメリカ・チャベスは他のバースへ移動できる能力を持っているため、ワンダから狙われます。
なんと今作のメインヴィランは、ワンダことスカーレット・ウィッチでした。
アメリカ・チャベスを守るために奮闘するストレンジですが、スカーレット・ウィッチのパワーが凄まじくて、他のユニバースの自分に助けを求めようとしますが、どこのストレンジもエゴが強すぎて逆に襲われたり。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
「ワンダヴィジョン」のエンドクレジットでワンダがアストラル体(幽体離脱)でダークホールド(禁書)を読んでいたのが本作へ繋がっています。自分が作り出した仮想世界の中で息子2人を育てていたワンダ、子供と幸せに暮らすことができる他のバースへ行きたいと考えています。
ストレンジもまた、他のバースのクリスティーンと出会い心が動きます。
葛藤するワンダとストレンジの心情も描かれています。
パワーアップしているアクションシーンはもちろん見どころですが、犠牲者も多々。
可哀想なワンダはいつか救われる時があるのでしょうか。
ラスト、ストレンジの身体に異変が。
ミッドクレジットシーンにはなんと、シャーリーズ・セロンが!
原作でストレンジのパートナーのクレアらしい。ふ〜ん( ̄-  ̄ )
エンドクレジットシーンで最後に笑わせてくれます。
ドクター・ストレンジは帰ってくるそうなので、続編もできそう。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)も28作目になり、他の作品も見ているほうが楽しめるのは事実。
特に「ワンダヴィジョン」が大きく絡んでいますし、「ホワット・イフ?」関係も。
あまり敷居を上げると、薦めにくくなっちゃうんですけどね〜。(;-_-) =3 フゥ