アクションのひねりっぷりが凄い 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(ネタバレ感想)

アクションのひねりっぷりが凄い 『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(ネタバレ感想)

シリーズ4作目の『ジョン・ウィック:コンセクエンス』観ました。
3時間近い上映時間ですが、手変え品変えの怒涛のアクションで、一気に観ちゃいましたよ。
エンドクレジット後のワンシーンもお見逃しなく。

 

John Wick: Chapter 4 2023年米 169分 R15+

 

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ストーリー

なんとか生き延びたジョン・ウィックは、自由になるべく立ちあがる。
主席連合のグラモン侯爵は、ニューヨークのコンチネンタルホテルを爆破し、ジョンの旧友でもある盲目の暗殺者ケインを差し向ける。ジョンは友人シマヅに助けを求めに、コンチネンタル・ホテル・大阪へ。

キャスト

ジョン・ウィックにキアヌ・リーブス、コンチネンタル・ホテル・NYの支配人ウィンストンにイアン・マクシェーン、フロントマンのシャロンにランス・レディック、バウリー・キングにローレンス・フィッシュバーン。
グラモン侯爵に『 IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』のビル・スカルスガルド、ケインに『レイジング・ファイア』のドニー・イェン、シマヅ・コウジに真田広之、アキラにリナ・サワヤマ、キーラに『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス、トラッカーにシャミア・アンダーソン、ハービンガーにクランシー・ブラウンなど。
監督は前3作に引き続きチャド・スタエルスキ

ネタバレ感想

本来2年前に公開されるはずだった本作、コロナ禍で遅れちゃいました。
始まる前に過去3作のあらすじを、2分でササっと教えてくれます。
前作『ジョン・ウィック:パラベラム』で、ウィンストンに撃たれて屋上から落ちたはずが、
しっかり生きていたジョン。復讐に向けて絶賛トレーニング中。
主席連合のグラモン侯爵は、ジョンを抹殺できなかったウィンストンへの戒めとして、
シャロンを殺しコンチネンタル・ホテル・NYを爆破。
ジョンへは、彼の旧友のケインをジョン暗殺のために差し向けます。
ジョンは友人のシマヅを頼ってコンチネンタル・ホテル・大阪へ。

グラモン侯爵役のビル・スカルスガルド君は、塗りもの系の役が多いけど、
侯爵らしい優雅な衣装が長身によく似合っていて、憎たらしい役だけど眼福。
日本描写については、もう好きにしてって感じ。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ
キアヌ真田広之は『47RONIN』(2013)で共演してるんですね。

3時間近い本編中ほとんどアクションに次ぐアクション。
中でも面白かったのが、凱旋門の周囲のロータリーでのアクション。
凱旋門の周りを走る車を避けながら殺し合うなんて、よく考えましたね。
コンチネンタル・ホテル・大阪にもNYの様なガラスの展示室があって、ヌンチャク・アクション。
パリでの階段落ちなど、ほんとこれで生きてるのが不思議。

ドニー・イェン、真田広之、スコット・アドキンスなどの格闘派キャストに、
犬使いのトラッカーなど、アクションが続いても飽きないようになってます。
そういう意味では、今作がシリーズ一番面白かったかな。
策士ウインストンのおかげで侯爵は倒せたけれど、今回は生き残れなかったジョン。
エンドクレジット後のシーンで、ワンチャンスあるかと思えば違いましたね。
5作目製作が決まっているという話ですが、どうするのかな。

今年、60歳の若さで亡くなったランス・レディックのご冥福をお祈りします。

 

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