シリーズを通しての成長譚 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(ネタバレ感想)

シリーズを通しての成長譚 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』(ネタバレ感想)

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』観ました。
問題児ばかり揃ったメンバーでしたが、シリーズとおしてみんな成長しましたね〜。
感慨深いです。


Guardians of the Galaxy Vol. 3 2023年米 149分

 

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ストーリー

ガーディアンズの本部となっている惑星ノーウェア。ガモーラを失った悲しみから未だ立ち直れないピーター・クイル。
そんな時ソブリン人アイーシャからの刺客、アダム・ウォーロックが襲ってくる。圧倒的な強さのアダムをなんとか追い払ったものの、ロケットが重傷を負い、治療しようとするが彼の体内の何かが拒否反応を起こして治療できない。
ロケットを助けるため、彼を改造した「オルゴ・コープ」のある惑星オルゴスコープへ向かうガーディアンズたち。

キャスト

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバー、スターロード/ピーター・クイルにクリス・プラット、アライグマのロケットにブラッドリー・クーパー、ベビー・グルートにヴィン・ディーゼル、ドラックスにデイブ・バウティスタ、マンティスにポム・クレメンティエフ、ネヴュラにカレン・ギラン。
クラグリンにショーン・ガン、ガモーラにゾーイ・サルダナ、スタカーにシルベスター・スタローン。
ソブリン人アイーシャにエリザベス・デビッキ、アダム・ウォーロックにウィル・ポールター、ハイ・エヴォリューショナリーにチュクーディ・イウジ、他ネイサン・フィリオンマイケル・ルーカーのカメオも。
監督はDCのCEOとなったジェームズ・ガン

ネタバレ感想

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』に続き、コレクターから買った惑星ノーウェアの復興に勤しむメンバーの中で、ひとりガモーラを想い酔い潰れているピーター・クイル。
そこへ、前作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー :リミックス』でアイーシャが作ったと言っていたアダム・ウォーロックがロケットを奪うために現れます。(ウィル・ポールター君すっかり育ちましたね)

シリーズ完結編となる本作、ガーディアンズの映像だけのオープニングのMARVEL SUTUDIOロゴから、前作と打って変わってシリアスな感じで始まります。
初めて触れられるロケットの悲しい過去がメインストーリー。
完璧な種を生み出すという目的のためにハイ・エヴォリューショナリーに改造され、知能の高さゆえ脳以外は不要と言われ、友人も殺され1人逃げ出したロケット。いくら改造をしてもロケット以上に知的な生物を生み出せないため、ロケットを狙います。
ロケットを助けるためにラベジャーズの助けを求めたクイルたちは、ガモーラと再会。
アベンジャーズ/エンドゲーム』の後、過去のガモーラはどうなったのかと思っていたら、しっかり生きてました。
しかし、クイルの恋人だったガモーラではなく、クイルと知り合う前のガモーラなので、ガモーラへの未練たっぷりなクイルと大揉め。それでも協力してくれるあたり、元々相性は良いんでしょう。

サノスもヤバかったですが、不完全なものを許せないハイ・エヴォリューショナリーもかなりヤバい。
アダムも参入してなかなか激しいバトル。ノーウェアも吹っ飛びそう。

クラグリンやマンティス、ドラックスらも含め、それぞれが自分の長所に気づき成長し、過去へのケリをつけ新たな道へ進むラスト。仲間や家族を求め集っていたメンバーが、相手を送り出せる様になったところも成長でした。

最後に「伝説のスター・ロードは帰ってくる」だそうですよ!

 

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