5月3日から公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー :VOLUME 3』の前に過去作をおさらい。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ3で15作目、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 』の続編。3作目のタイトルを結局VOLUME3にするんなら、こっちも素直にVOLUME2にしておけば良かったのね。
Guardians of the Galaxy Vol. 2 2017年米 136分
ストーリー
前作で惑星ザンダーを救ったことで、宇宙に名が知れ渡ることとなった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(GotG)チーム。黄金の惑星ソヴリンの指導者アイーシャの依頼をたガーディアンズだったが、ロケットの軽はずみな行動で逆に彼女の怒りを買い、無敵艦隊の総攻撃を受けてピーターの宇宙船ミラノ号は致命的な深手を負ってしまう。
そんなガーディアンズの危機を救ったのは、“ピーターの父親”と名乗る男エゴだった。
やがてガモーラたち仲間の心配をよそに、すっかりエゴに心を許してしまうピーターだったが…。
キャスト
スターロード/ピーター・クイルにクリス・プラット、ガモーラにゾーイ・サルダナ、アライグマのロケットにブラッドリー・クーパー、ベビー・グルートにヴィン・ディーゼル、ドラックスにデイブ・バウティスタ。前作からは他にピーターの育ての親、ラヴェジャーズのヨンドゥにマイケル・ルーカー、クラグリンにショーン・ガン、ガモーラの妹ネヴュラにカレン・ギラン。
今作では、エゴにカート・ラッセル、マンティスにポム・クレメンティエフ、ソブリン人アイーシャにエリザベス・デビッキ、スタカーにシルベスター・スタローン、その他カメオでミシェル・ヨー、ヴィング・レイムス、ジェフ・ゴールドブラム、デヴィッド・ハッセルホフなど。スタン・リー御大のカメオもしっかりあります!
監督は前作引き続きジェームズ・ガン。
ネタバレ感想
オープニングのグルートのダンスを見ただけで、ゴキゲン度爆上がり。
MCUお得意の若返りで80年台の映画に出ていた頃のカート・ラッセルことエゴが、34年前の地球に降臨。
毎度若返りにまったく違和感ないのが凄い。
今作は父と息子の話であり、ファミリーのお話。
父親エゴがなぜ母と自分を捨てたのか、今になってなぜ迎えに来たのか、ヨンドゥはなぜエゴにピーターを渡さなかったのかが明らかに。
ソブリン人に襲われ一度は宇宙船も仲間もバラバラになったガーディアンズ、ラベジャーズの反乱で孤立したヨンドゥとクラグリンが最後にはタッグを組んでピーターをエゴから救いに来ます。
ベイビー・グルートとメリー・ポピンズ・ヨンドゥだけでも十分満足する本作ですが、さらに笑いもパワーアップ。
お笑いの陰に隠れていますけど、割としっかり人情ドラマもあり。
さて新作では、アダム登場の様ですね。
失ったガモーラと過去のガモーラ、再結成したラベジャーズなどどう絡むのか、このファミリーがどうなるのか、見届けないと!