6月28日世界最速上映となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
公開前に前作をおさらい。前作と言ってもスパイディが出てる直近の映画は『アベンジャーズ:エンドゲーム』になるので、時系列的には2年前?
SPIDER-MAN: HOMECOMING 2017年米 133分
過去のスパイダーマン映画
実写映画版スパイダーマンは、初代トビー・マグワイアで『スパイダーマン』(2002)、『スパイダーマン2』(2004)、『スパイダーマン3』(2007)の3本。
リブートした2代目スパイダーマンとしてアンドリュー・ガーフィールドで『アメイジング・スパイダーマン』(2012)、『アメイジング:スパイダーマン2』(2014)の2本。
今回の3代目となるスパイダーマンは、ソニーとマーベルのパートナーシップ締結によりマーベル・シネマスティック・ユニバース(MCU)入りした、また新たなリブート。
MCUでのスパイダーマン
初登場はこの映画ではなく、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)。
トニー・スタークにスカウトされ、アイアンマンチームとしてキャップチームと戦います。詳しくは『シビル・ウォー』を見ましょう。
この映画の後は、『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』(2018)に登場します。
キャスト
3代目スパイダーマンことピーター・パーカーにトム・ホランド。撮影当時はまだ10代で、15歳の役にそれほど違和感がない最年少スパイディ。身体能力も高い!
メイおばさんにマリサ・トメイ、親友ネッドにジェイコブ・パタロン、高校の仲間、憧れのリズにローラ・ハリアー、ミシェルにゼンデイヤ、フラッシュにトニー・レヴォロリなど。
今作のヴィラン、バルチャーにマイケル・キートン、ヒーローもヴィランもどちらを演じても上手いですよね。アーロン・デイヴィス役でドナルド・グローバー(余談ですが、『ライオン・キング』ではシンバの声を演る様ですね)、アーロンはコミックでは”プロウラー”と呼ばれるヴィランで、『スパイダーマン:スパイダーバース 』に出てきた2代目スパイダーマン、マイルズ・モラレスの叔父さんだそう。繋がってますね〜。本作では印象的だけど登場時間は短い。
アイアンマンのロバート・ダウニー・Jr、ハッピーのジョン・ファヴローたちも出てきます。スタン・リーのカメオ出演が懐かしい。
スパイディスーツのAI、カレンの声はジェニファー・コネリーらしいですよ。夫のポール・ベタニーはジャーヴィスですから、夫婦でAI役ですね。( ̄∇ ̄)ニヤッ
監督はジョン・ワッツ。
ネタバレ(はそれほどでもない)感想
アベンジャーズに入ることを夢見る15歳。
トニー・スタークの作った、超ハイテク・スパイダースーツに身を包み、チタウリ製の武器を装備しているヴィランと闘っても、等身大の高校生感が薄れないのが良い。まだ少年っぽい15歳の恋や友情が可愛らしくて、見ていてつい笑顔に。
恋より悪事を止めるという使命を優先させる、身近な人を助ける”親愛なる隣人”であるために諦めないところが健気。
クライマックスのバウチャーとの戦いで、誰かに助けを求める子供から、自分がやらなければと大人へ成長する姿に、見ている方は応援せずには要られません。
今作ではあまりピーターの過去や、彼の使命感の強さについての説明がないので、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で少し分かるかなと期待しています。
エンドクレジットのアニメーションも可愛い。
おまけ映像でメイおばさんにスパイダースーツを見られたピーター。
さあ、どうなる?