1984年にデビッド・リンチ監督によって映画化されたフランク・ハーバートのSF大河小説「デューン」、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による再映画化『DUNE/デューン 砂の惑星』をIMAX 2Dで。
Dune 2020年米 155分
ストーリー
遥か未来。アトレイデス家のポールは夢で未来を見る力を持っていた。毎回見るのは“デューン”と呼ばれる砂の惑星アラキスとある女性だった。80年間ハルコンネン家が管理していたアラキスの統治を、宇宙帝国の皇帝によって命じられたポールの父レト・アトレイデス公爵は勅命を受諾しアラキスへ移る事を決意する。アラキスは宇宙で最も価値がある香料メランジの産地だったが、巨大生物サンドワームに支配された危険な惑星でもあった。出発前に不吉な夢を見たポールだったが父達と一緒にアラキスに到着する。
キャスト
アトレイデス家、ポールにティモシー・シャラメ、母ジェシカにレベッカ・ファーガソン、父レトにオスカー・アイザック、武術指南のガーニーにジョシュ・ブローリン、剣士ダンカンにジェイソン・モモア、ユエ博士にチャン・チェン、メンタートのハワトにスティーブン・マッキンリー・ヘンダーソン。
ハルコンネン家、男爵にステラン・スカルスガルド、ラッバーンにデイヴ・バウティスタ、メンタートにデヴィッド・ダストマルチャン。
フレーメンのチャニにゼンデイヤ、スティルガーにハビエル・バルデム、カインズ博士にシャロン・ダンカン=ブルースター。
他、シャーロット・ランプリングなど。
監督は『メッセージ』『ブレードランナー 2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
ネタバレ感想
リンチ版『デューン/砂の惑星』は大昔に観ていますが、例の如く綺麗さっぱり忘れているので、そこそこ面白く観たんですけど、いやぁ〜、なかなか厳しい感想が多いですね。( ̄∀ ̄*)イヒッ
冗長、中身がない、キャラの個性が出ていない、映画ではなく映像、などなどなど。( ̄▼ ̄|||)
私がなるほどと思った感想は、内容がスターウォーズならOPロールの説明(冒頭の文字が上へ流れていくやつ)で済むっていうの。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
さあこれから〜ってところで終わりますし、続編が作られるかどうかも分からない状況みたいなので、尚更ですね〜。
まず、予告に出てくるゼンデイヤが、夢の中以外ではほぼラストにチラッと出るだけ。
ストーリー展開は分かるのですが、アトレイデス家とハルコンネン家の確執の理由とか、ジェシカがメンバーとなっているベネ・ゲゼリットが何なのか、それぞれのキャラの個性や背景は全く描かれておらず、武器や防具の効果も分からず、ただただ圧倒的な映像美。
まあそれだけでも観る価値はあると思いますが、観賞後の印象が薄いんですよね〜。
ジェイソン・モモアやレベッカ・ファーガソンは良かったです。このハゲ誰だよと思ったらステラン・スカルスガルドだったのは驚き。シャーロット・ランプリングの存在感は流石。
逆にいつもは濃ゆいオスカー・アイザックやハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリンらの印象が薄い。
こんなに豪華なんですけどね〜、キャストより映像に重きが置かれている感じ。
映像は使いまわしてくれて良いので、続編作って欲しいですね。なる早で!
今、リンチ版がアマプラでレンタル100円で見られるみたいなので、見直そうかな〜。