9月10日からNetflixで配信している『ケイト』、Netflixを付けたらトップに出てきて、ちょっと話題になっていたので見てみました。
KATE 2021年米 106分
ストーリー
暗殺者のケイトは、大阪でのある仕事で子供の前で父親を殺害した事を悔やんでいた。
次の仕事を最後にすると決めたケイトだったが、毒を盛られ余命1日と宣告される。
ターゲットの姪アニを探しだし、自分を狙ったターゲットへ辿り着こうとするケイト。
毒が身体に回りながらも自分を守ろうとする姿に、アニも次第に協力するようになり…。
キャスト
ケイトに『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』のメアリー・エリザベス・ウィンステッド、ケイトの師匠のヴァリックに『ゾンビランド』のウディ・ハレルソン、ヤクザの木嶋に國村隼、蓮司に浅野忠信、城島にMIYAVI、アニにミク・マルティノー、他「ゲーム・オブ・スローンズ」のミヒウ・ハウスマン、田邊和也、内山信二など。
監督は『スノーホワイト/氷の王国』のセドリック・ニコラス=トロイアン。
ネタバレ感想
日本でロケもしているようですが、アクションシーンなどはセットだからか、日本で本当に撮っているのかピンと来ませんでしたね。
冒頭で出てくる”バニラカー”というのがウケポイントの様ですが、都会では走っているという求人情報サイトの宣伝カーを地方民は全く分からないので、なんだこれ?状態。
劇中に出てくるバンドも「BAND-MAID」という実在のバンドみたいですが、これも知らず。
ケイトがカタコトの日本語を話しますが、大体の日本人が英語で返事ができるという素晴らしいジャパン。
以前のトンデモ日本の描写に比べると、ずいぶんマシなのですが、違和感はもうどうしようもないですね。
ありがちなストーリー。
盛られた毒が放射性物質というのには驚きましたけど、えげつないですよね。
ストーリーに意外性が無い分、アクションで見せる映画だと思うんですけど、個人的にはアクションシーンがもう一つで。寸止めしてる様に見えて(実際してるだろうけど)ノレませんでした。
ここまで日本の俳優を使うのなら、アニも日本人の俳優にした方が良かったと思うのですがね〜。
浅野忠信の使い方も勿体なさ過ぎだし。
ケイトがブーンブーンレモンっていう飲み物に執着しているんですけど、それは何?どういう意図なの?
『ゾンビランド』のトゥインキーを狙ったの?
と、いろいろツッコメるという意味では面白いのかも。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドは悪くないので残念です。