ルールを守って生き残れ!『ゾンビランド』(ネタバレ感想)

ルールを守って生き残れ!『ゾンビランド』(ネタバレ感想)

今週末公開の『ゾンビランド:ダブルタップ』の前に前作『ゾンビランド』をおさらい。
2009年作だから、もう10年前になるんですね。みんな若いわ!
ゾンビコメディの東の横綱が『ショーン・オブ・ザ・デッド』とすれば、西の横綱がこの『ゾンビランド』なので、騙されたと思って見て下さい!面白いから♪

ZOMBIELAND 2009年米 87分 R15+

Advertisement

あらすじ

世界がウィルスに感染し人類がゾンビ化した中、自らが作った”32のルール”を守って生き残っていたオタク青年は、両親のいるコロンバスへ向かう途中、ゾンビを殺すことを生きがいとしているワイルド野郎と出会い、彼の車に同情させてもらう。お互いを通称コロンバスとタラハシーと呼び旅を続けていると、道中のスーパーで出会った姉妹から助けを求められる。しかしそれは姉妹による罠で、車と銃を取り上げられてしまう。
気を取り直し別の車を手に入れ再び旅を続けるコロンバス達はまたも姉妹に捕まり、結局4人で旅をする事に。通称ウィチタは妹リトルロックのためにLAの遊園地へ行こうとしていた。ビバリー・ヒルズのビル・マーレイ邸に宿泊した翌日、ウィチタとリトルロックは遊園地へ向かう。ウィチタに恋したコロンバスと彼らを見かねたタラハシーも追いかけて遊園地へ到着すると、眩しい明るさと賑やかな音楽に誘われ町中のゾンビが遊園地へ集合。
ゾンビランドと化した遊園地から、コロンバスとタラハシーはウィチタとリトルロックを助け出すことができるのか。

キャスト

コロンバスに『ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち』のジェシー・アイゼンバーグ、タラハシーに『記者たち 衝撃と畏怖の真実』のウディ・ハレルソン、この2人は『グランド・イリュージョン』でも共演していて相性が良いんでしょうね。
ウィチタに『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、リトルロックに『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリン。みんなこの映画以降一気にメジャーになりましたね。(ウディはもっと前からメジャーでしたけど^^;)
アンバー・ハード、ビル・マーレイなど。
監督はルーベン・フライシャー

ネタバレ感想

シリアスで悲壮感漂うゾンビ映画が多い中、明るいゆるさが良いんです。
いちいち納得できるルールにも笑っちゃう。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
ビル・マーレイを殺しちゃうあたりブラックな笑いもあるけれど)
孤独なオタク青年コロンバス、最愛の相棒を亡くしたタラハシー、姉妹だけで生き延びてきたウィチタとリトルロック、誰も信じないはずだったのがいつしか家族になっていくのもベタだけど良いですよね。もちろんキャストも良い!
クライマックスの遊園地シーンでは、ゾンビの大群に囲まれ絶体絶命かとハラハラもさせられ、”ヒーローになるな!”というルールを守って生き延びてきたコロンバスが、そのルールを破ってウィチタを助け出してハッピーエンドなのにもほっこり♪

さて、10年越しの続編はどうなっているんでしょうね?

一つ注意点は、ゾンビが結構グロいです。走ります。速いです。

 

Advertisement

映画の旅カテゴリの最新記事