続編がもうすぐ公開の『クワイエット・プレイス』、録画消化で見ました。
音を立てると襲われる系のホラー、確か人間バージョンもありましたが、こちらはモンスター。
A Quiet Place 2018年米 90分
ストーリー
モンスターによって壊滅状態となった地球。モンスターは目は見えないが音に敏感で、物音を立てると襲ってくる。そんな中でも、アボット一家はどうにか生き延びていた。リーと妻エヴリンと子供たち。娘のリーガンは耳が聞こえないために一家は手話で会話し、裸足で歩くなど、音を出さずに生活していたが、家族の絆はある事件がきっかけで壊れつつあった。そしてそんな状況の中、エヴリンは妊娠していた。
キャスト
エヴリンにエミリー・ブラント、夫のリーに実生活でもエミリーの夫のジョン・クラシンスキー(トム・クランシーの小説の主人公ジャック・ライアンをTVシリーズで演じて5代目ジャック・ライアンとなりました。ちなみに過去ジャック・ライアンを演じたのはアレック・ボールドウィン、ハリソン・フォード、ベン・アフレック、クリス・パイン)
娘のリーガンに『ワンダーストラック』で印象的だった自身も聴覚障害を持つミリセント・シモンズ、マーカスに『フォードvsフェラーリ』のノア・ジューブ。
監督はリー役のジョン・クラシンスキー。
ネタバレ感想
スティーブン・キングら著名人がSNSで絶賛したことが評判となって大ヒットした作品。
それほどエグいシーンがなくて見やすかったです。
音を立ててはいけないので、とても静か。
全編がほぼ手話というのも珍しいですよね。
モンスター襲来から1年以上生き延びている一家。音を立てないために手話のほか、裸足だったり、道には砂を巻いていたり、食事も皿の代わりに葉っぱを使ったりと細かい工夫をして暮らしています。
家の周囲は防犯カメラで監視、危険な時は電球を赤色に点灯するなど、用心も怠りません。
モンスターさえいなければ豊かな自然の中で家族が力を合わせて暮らす平和な風景。
尺が短いしセリフも少ないので、両親の仕事だったり子供達の性格だったりなどの背景も特に描かれず、危険の中で深まる家族の絆が描かれます。
どれだけ用心しても起こる不測の事態。
静かなだけに余計ドキドキします。
ホッとした後に来るピンチ、ホラーの王道展開で畳みかける終盤。
子供達を守れるのか。生き残れるのか。
続編、観に行こうかなぁ〜。