スケール共に面白さもUP『アトラクション 侵略』(ネタバレ感想)

スケール共に面白さもUP『アトラクション 侵略』(ネタバレ感想)

2017年のロシア製SFアクション『アトラクション-制圧-』の続編。
前作はGYAO!の配信で見ましたが、レンタルが出ているという情報を聞いていそいそと借りに行きましたよ。TSUTAYAでは先月18日からレンタル先行開始らしく、思いっきり最新作でした。

VTORZHENIE/INVASION 2020年露 134分

Advertisement

ストーリー

未確認飛行物体がモスクワに墜落してから3年。エイリアンと接触し地球外のパワーによって助けられたユリアは軍の重要人物となっていた。ユリアのパワーを研究している人類を脅威に感じた異星人地球外AIはユリアを抹殺しようとする。そこへ現れたのは、3年前に死んだはずのエイリアンのハリトンであった。

キャスト

前作に続き、ユリアにイリーナ・ストラシェンバウム、エイリアンのハリトンにリナル・ムハメトフ、ユリアの父レべデフにオレグ・メンシコフスタッフ、チョーマにアレクサンドル・ペトロフ他。
今作ではT-34 レジェンド・オブ・ウォーからもうひとり、イワンにユーリー・ボリソフ
監督も引き続きフョードル・ボンダルチューク

ネタバレ感想

3年後に作られた後編。映画内の時間経過も3年後。
前作のおさらい的に、冒頭3分間くらい前作の台詞が流れるけれど、これでは見ていない人にはさっぱりでしょうね〜。┐(-。ー;)┌ヤレヤレ

前作はアーマーなどのVFXにおおっと思うものの、ストーリーがSFというよりラブストーリーで正直ちょっとタルかった。( ̄∀ ̄*)イヒッ
「愛する人がいなければ、宇宙が存在する意味などない」というスティーブン・ホーキング博士の言葉が冒頭で流れますから、このシリーズのストーリーのメインはラブストーリーなんでしょうね〜。
今作もストーリーは愛する人の命を命がけで守るというもの。
それはエイリアンもチョーマも父親も同じだし、ユリアは人類を守ろうと奮闘します。
その辺も今作の方が飲み込みやすかったですね。

今作では異星人側の自動防衛プロトコルによってサイバー攻撃され、サスペンスな展開も加わったのがメリハリが効いて良かったかな。(サイバー攻撃自体はえげつないけど)
VFXに前作の2倍のお金を掛けたらしく目を見張る映像で、クライマックスでは一気にディザスタームービーでした。

エイリアンの突然の復活とか突っ込みどころもあるけれど、そこはご愛嬌。
アレクサンドル・ペトロフ演じるチョーマは、前作でイケイケだったのがすっかりひねくれていましたが、秘めた複雑な男心でまた新たな顔を見られて良かったです。

後編らしく丸く収まったラストですが、まだまだ続けることもできそう。
もし作るなら今度はイワンの贖罪編かしらん。( ̄∇ ̄)ニヤッ

レンタル以外でもアマプラ(吹替版のみ?)やGYAO!でも配信中の様ですよ。

 


 

Advertisement

映画の旅カテゴリの最新記事