2024年劇場鑑賞1作めは『アクアマン/失われた王国』。
2018年の『アクアマン』の続編で、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)13作目。
Aquaman and the Lost Kingdom 2023年米 123分
ストーリー
アクアマンことアーサー・カリーはアトランティスの王となり、メラとの間に子供もでき忙しい日々を送っていた。
しかし、アクアマンへの復讐を誓うブラックマンタが、邪悪な力が宿るブラック・トライデントを見つけ出し、世界を滅ぼす力を持つ。海と地上の世界を守るため、アーサーはかつての敵、弟オームの力を借りようとするが…。
キャスト
前作より、アクアマン/アーサー・カリーにジェイソン・モモア、アクアマンの弟オームにパトリック・ウィルソン、母アトランナにニコール・キッドマン、人間の父トム・カリーに「ボバ・フェット」のテムエラ・モリソン、妻メラにアンバー・ハード、ネレウス王に『クリード 炎の宿敵』のドルフ・ラングレン、ブラックマンタに『マトリックス レザレクションズ』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。
今作にはシン博士で『アントマン&ワスプ』のランドール・パークなど。
監督は前作引き続き『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン。
ネタバレ感想
ザック・スナイダー主導だったDCEUが、ジェームズ・ガン主導のDCユニバース(DCU)に替わる、
過渡期のDCEU最終作。
そういう経緯からもあまり期待はせずに鑑賞。
正直なところ、前作もあまり印象に残っていなくて。
ジェイソン・モモアの明るいキャラは良いんですけど、
『ジャスティス・リーグ』の時のイメージと合わなくてね。
今作も、敵はシリアスだし、アーサーも悩みや葛藤もあるものの、
明るいし、家族団欒シーンも多くてほのぼの。
弟オームとはバディとまではいかなくても、2人のやり取りは面白かった。
Gを食べさせるシーンは止めて欲しかったけど(>_<)
ただ、全体的にどこかで見たようなシーンや映像が多くて。
酒場のシーンでは『スター・ウォーズ』を思い出すし、
(ご丁寧にジャバ・ザ・ハットみたいなのが居るのでオマージュかも)
過去の亡霊だとか、かつての敵である弟との共闘とか、
ストーリーにも新鮮味がなくて残念。
アクアマンらしさが無いというかね。
良かったのは鯨の大合唱シーンかな。
ヘンリー・カヴィルのスーパーマンも、ベン・アフレックのバットマンも結構気に入っていたので、
DCEUが終わるのが惜しい気もします。
これからのDCUがどうなるのか、まずは『ジョーカー』の続編ですかね。