みんな、ゴジラ大好きだな 『ゴジラ-1.0』(ネタバレ感想)

みんな、ゴジラ大好きだな 『ゴジラ-1.0』(ネタバレ感想)

ゴジラ生誕70周年記念作品の『ゴジラ-1.0』初日初回で観ました。
観客の年齢層は少々高めでしたが、パンフレットもグッズもガンガン売れていて、
みんな、ゴジラ大好きだな。(お前もな!)

 

GODZILLA MINUS ONE 2023年日本 125分

 

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ストーリー

太平洋戦争で特攻兵として出兵していた敷島浩一は、大戸島でゴジラと遭遇するも生きながらえ日本へ帰還するが、東京は焼け野原と化し、両親は亡くなっていた。人々が日々を懸命に生き抜いていく中、赤子を連れ身寄りのない大石典子が、敷島の家に居座る。敷島は魚雷除去の仕事で仲間と出会い、典子と子供と共に徐々に生活を立て直そうとするが、今度は東京の町にゴジラが現れる。

キャスト

敷島浩一に神木隆之介、大石典子に浜辺美波、整備士の橘宗作に青木崇高、新生丸の艦長秋津清次に佐々木蔵之介、乗組員で学者の野田健治に吉岡秀隆、乗組員の水島四郎にら山田裕貴、敷島の隣人の太田澄子に安藤サクラなど。(カメオで橋爪功
監督は山崎貴

ネタバレ感想

日本のVFXの第一人者といえば、山﨑貴監督でしょうが、
ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズに全く興味がない自分としては、
正直なところ、それほど期待していませんでした。

舞台は戦後の荒廃した日本。
主人公の戦闘機乗りの敷島は、特攻を命じられながらも死にたくなくて逃げ込んだ島でゴジラに遭遇。
攻撃を躊躇してしまったがために味方が壊滅。
自宅に帰ってきたら両親は死に、隣人からは何で生きて帰ってきたのかと罵られる。
出だしから暗い…。( ̄▼ ̄|||)

そんな自分を責め、大石典子と一緒に暮らすことになっても先へ進めず、やっぱり暗い。
ゴジラに再度襲われ、敷島を庇った典子が〜、ととにかく暗いのですが、重くはない。
敷島の物語をメインに、後半はゴジラ退治へと展開します。

ところどころ日本政府に対する批判が入っているのは、今の政権へのメタファーかなと。
終盤の展開は予想通りで、生きる希望を取り戻すハッピーエンドなのは良かったのですが、
今作のゴジラは、GODではないただの怪獣でしたね。
登場人物がそれほど多くないので、典子など敷島以外の人物像や背景も盛り込んでも良かったのでは。
あの役に安藤サクラっていうのはイメージに合わなくて、勿体無い気が。
(まあ、人間パートの演出にはいろいろ言いたくなるけど^^;)
あとゴジラが白熱線を吐く時の背びれが機械っぽい。

と、個人的にツッコミどころはありましたが、総じて悪くはなかったです。
劇場鑑賞お勧めです。

 

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