やはり2作目はホラー 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(ネタバレ感想)

やはり2作目はホラー 『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(ネタバレ感想)

さておさらいも終盤。シリーズ5作目で『ジュラシック・ワールド』の続編『ジュラシック・ワールド/炎の王国』。
劇場公開時に見ただけだったので、おさらいしておかないと新作観て(・・?)となるところでした。

 

JURASSIC WORLD:FALLEN KINGDOM 2018年米 128分

 

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ストーリー

3年前の“ジュラシック・ワールド”の惨劇によって放棄されたコスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島では、恐竜たちが生き続けていた。しかし島の火山活動が活発化し、大噴火が迫っていることが明らかとなり、恐竜を保護するか、生死は自然に任せるか議論の末何もしない事に決まる。パークの元運用管理者クレアは、恐竜たちを絶滅の危機から救うため、恐竜監視員だったオーウェンに協力を要請し、救出隊を組織して島へ向かう。島に到着したオーウェンは、ヴェロキラプトルのブルーとの再会を果たすが…。

キャスト

クレアにブライス・ダラス・ハワード、オーウェンにクリス・プラット、恐竜保護グループのフランクリンに『名探偵ピカチュウ』のジャスティス・スミス、ジアにダニエラ・ビネダ、イアン・マルコム博士にジェフ・ゴールドブラム、ヘンリー・ウー博士にB・D・ウォン
ロックウッド財団の設立者のベンジャミン・ロックウッドにジェームズ・クロムウェル、孫のメイジーにイザベラ・サーモン、家政婦のアイリスにジェラルディン・チャップリン、部下のミルズにティモシー・スポールの息子レイフ・スポール、グンナーにトビー・ジョーンズ、傭兵ウィートリーに『羊たちの沈黙』のテッド・レヴィンなど。
監督は『怪物はささやく』のJ・A・バヨナ

ネタバレ感想

パークが崩壊し放置された島に残る恐竜たち、その恐竜をなんとか金儲けの道具にしたいと考える人間、という構図はジュラシック・パークシリーズ2作目の『ロスト・ワールド』と同じ。公聴会に登壇するマルコム博士も。
ジュラシック・パーク』創設者ジョン・ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッドがクレアと恐竜に救いの手を差し伸べます。ロックウッドは恐竜ではなく娘のクローンを作ったことからハモンドと断絶していました。

噴火の炎と煙に包まれながら埠頭に取り残された恐竜が哀れで。勝手に作り出され、置き去りにされて。
豪邸の地下の実験室にはインジェン社から行方をくらませていたウー博士が居て、またしても凶暴な新種インドラプトルを作り出しています。自分が作り出したものに愛着は一切ない残念なタイプ。
島から運び出した恐竜はオークションで販売するためでした。インドラプトルのお披露目から悲劇が。

オーウェンが麻酔銃で撃たれるくだりはくどいし、ブルーとの絆を強調したいための子育て(?)シーンはあざとく感じる。ウィートリーが戦利品として歯を集めるなんて時代遅れだし悪趣味。
今回は特にブルーが可哀想で、撃たれても危機一髪の時は必ず現れるのが健気。

最後に恐竜を街へ解き放ってしまうメイジー。
さて、恐竜たちは、人間はどうなるのか。
3博士の再登場にも期待が掛かる『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』へ。

 


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