庵野秀明監督の実写版シンシリーズ『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』に続く3作目、『シン・仮面ライダー』を観ました。
仮面ライダーをまったく知らない方でも、特に問題なく観られますのでご安心を。

Shin Kamen Rider 2023年日本 121分 PG12
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ストーリー
秘密結社SHOCKER(Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling “持続可能な幸福を目指す愛の秘密結社")の「昆虫合成型オーグメンテーションプロジェクト」で緑川博士によりバッタオーグに改造された本郷猛。博士の娘ルリ子と共に組織から逃げ出すが、博士は娘を守ってくれと本郷に言い残し、クモオーグに殺されてしまう。セーフハウスに辿り着いた本郷とルリ子に政府の男が接触、警護と情報提供と引き換えにSHOCKERの排除に協力することとなったが…。
キャスト
本郷猛に池松壮亮、緑川ルリ子に浜辺美波、一文字隼人に柄本佑、政府の役人には実写シンシリーズ皆勤賞の竹野内豊と斎藤工、緑川弘博士を塚本晋也、ルリ子の兄・イチローに森山未來、クモオーグの声に大森南朋、サソリオーグに長澤まさみ、コウモリオーグに手塚とおる、ハチオーグに西野七瀬、カマキリ・カメレオンオーグに本郷奏多、SHOCKERの創始者に松尾スズキ、ケイに松坂桃李、イチローの母に市川実日子、他仲村トオル、安田顕など。
監督・脚本は庵野秀明、原作は石ノ森章太郎。
ネタバレ感想
仮面ライダーシリーズは宮内洋演じる仮面ライダーV3にハマっていた世代ですが、ショッカーに改造された改造人間くらいの知識しかなく。( ̄∀ ̄*)イヒッ
ストーリーが原作漫画やTVドラマを踏襲しているのかとかも分からないわけですが、本作の本郷猛は、最初こそ改造された自分の身体にショックを受けていましたが、案外すぐ順応するし、自分が簡単に人を殺せる能力を持ってしまったことに戸惑いつつもルリ子を守るという使命をまっとうします。
ゴア描写があるのでPG12指定。大人向けと謳っている割には展開やアクションはマンガっぽい。あまり感情を出さずにセリフを淡々と喋るところで『CASSHERN』に似ていると言われたのかも。
悪役キャラがいかにもなのと、ルリ子のツンデレっぷりと「私は常に用意周到なの」の口癖〜。(;-_-) =3 フゥ
庵野監督の女性キャラっぽい感じ。
イチローとの戦いの泥試合みたいな殴り合いの末の頭突き勝利には『シン・ウルトラマン』を思い出しました。
個人的には本作の方が好きかな。(柄本佑目的だったし^^;)
仮面ライダー1号としての本郷猛の意志を、仮面ライダー2号となった一文字隼人が受け継いだところで終わったので、続編あるのかしら。仮面ライダーV3が出てくるのなら観ようかな〜。
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コメント
仮面ライダーはもくれんさんよりやや詳しいくらいのワタクシですが、バトルとか物語よりも〝プラーナ〟というエネルギー設定に置いてけぼりになりそうでした。
今作はバイク好きの人が見たら、たまらないシーンがいろいろあるようです。
ワタクシはバイクも知らないので、そこまでたまらなくなりませんでしたが(笑)
自走していたバイク。あれホントにそういう機能のあるバイクらしいです。
どらごんづ★さん
プラーナはもうスルーしました( ̄∀ ̄*)イヒッ
予告で仮面を抱えていたのに驚きましたが、考えると仮面ライダーですもんね、顔が変わる訳ないわって思ったくらいのレベルです( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
バイク自走は凄いですね。
確かにバイクチェイスのシーンはちょっとカッコ良かったです。
NHKのドキュメンタリー観たので本編も観たい気がしていますが迷ってます(;^_^A 「V3」懐かし~♪思わず今「あ~かい あか~い♪」と歌いました(笑)。柄本佑のスレンダーな体はコスチュームが似合ってますよね♪
風森湛さん
〜父よ、母よ、妹よ〜♪( ̄∇ ̄)ニヤッ
すんなり面白いって感じの映画ではないので、ぶっちゃけお薦めして良いのか悩みます。
意外(?)な面白さは見つかるかもしれません。( ̄∀ ̄*)イヒッ