2018年の『ヴェノム』の続編、『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』を初日レイトで観ました。
ぶっちゃけ前作は、不思議な映画を観たという感覚だったので、前作観たから続編も観ようか程度の気持ちだったのですが、エンドクレジットのおまけシーンで、まさかの展開を期待させられました。
Venom: Let There Be Carnage 2021年米 98分
ストーリー
前作で、液体型地球外生命体シンビオートのヴェノムに寄生された記者のエディ・ブロック。
悪人以外は食べないという条件でヴェノムと共同生活を続けていたが、シリアルキラーのクレタス・キャサディに指を噛まれた拍子にクレタスの体内にエディの血液が入ったことで、クレタスがカーネイジ(大殺戮)として覚醒。
刑務所を脱走し、エディとヴェノムを狙う。
キャスト
前作引き続き、エディにトム・ハーディ(ヴェノムの声もやってるのかな?)、エディの元恋人アンにミシェル・ウィリアムズ、アンの恋人で医者のダンにリード・スコット、ミセス・チェンにペギー・リュー。
前作のミッドクレジットシーンから登場していたクレタス・キャサディ/カーネイジにウディ・ハレルソン、フランシス・バリソン/シュリークにナオミ・ハリス、マリガン刑事にスティーブン・グレアムなど。
監督は前作のルーベン・フライシャーから代わり、アンディ・サーキス。
ネタバレ感想
前作では、スパイダーマンのヴィランだと思っていたヴェノムが案外良いヤツで、グロい見た目と人を丸呑みする凶暴さがありながら意外にコミカルで、最後にはエディと協力して別のシンビーオートをやっつけ、実はヒーロー?みたいな展開に、珍しいもの観ちゃった感覚だったのですが、世間的には大ウケした様で大ヒット。
続編の今作はよりコミカル。
前作では敵リズ・アーメッドが結構シリアスキャラだったし、エディとヴェノムも生きるか死ぬかの必死の戦いだったので手に汗握りましたが、今作はカーネイジもシュリークも割と扱いが軽い。
ウディ・ハレルソンとナオミ・ハリスなのに。
クレタスがどんなシリアルキラーなのか、シュリークが捕まっている施設はなんなのかもほとんど語られず、2人の絆の深さも伝わってこない。
敵との戦いより、エディとヴェノムの共同生活の方がメインになっていて、これはこれでウケる人にはウケるんでしょうけど、あっさり終わった様に感じました。
おまけシーンは
知らなかったんですけど、前作からソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)として、スパイダーマンに出てくるキャラでユニバース展開するらしく、次は『モービウス』。
ミッドクレジットのおまけシーンで、トム・ホランド演じるスパイダーマンが映るということは、『ヴェノム』は別のバースの話?
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に出てくる可能性あるの?
と一気に盛り上がったのでした。
1月7日の公開が待ち遠しい〜♪