ベタだけどめちゃめちゃ泣けるやつでした 『ジャッジ 裁かれる判事』(ネタバレ感想)

ベタだけどめちゃめちゃ泣けるやつでした 『ジャッジ 裁かれる判事』(ネタバレ感想)

秋の夜長の録画消化タイム。
何年もHDDに眠っていた一作『ジャッジ 裁かれる判事
父と息子の確執と和解、感動のテッパンストーリーですね〜。
2014年第87回アカデミー賞にてロバート・デュバルが助演男優賞にノミネート。

THE JUDGE 2014年米 142分

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ストーリー

母の葬儀のため長年離れていた故郷インディアナへ戻った弁護士のハンク・パーマーは実家で兄弟と父親と久しぶりの対面。地元で長年判事を務め、人々の尊敬を集める父ジョセフとは折り合いが悪く絶縁状態だった。葬儀を終えシカゴへ戻ろうとした時、ジョセフが殺人の容疑で逮捕されたという知らせが入り引き返すが、ジョセフは頑なにハンクの弁護を拒絶する。

キャスト

弁護士のハンクにロバート・ダウニー・Jr、プロデューサーに奥さんスーザンの名前がありますね。ハンクの父親で判事にロバート・デュヴァル、兄にビンセント・ドノフリオ、弟にジェレミー・ストロング、ハンクの元カノのサマンサにヴェラ・ファーミガ、検事のディッカムにビリー・ボブ・ソーントンと手堅いところで固めています。
監督はデヴィッド・ドブキン

ネタバレ感想

ロバート・ダウニー・Jr演じるハンクは女ったらしの自信家で、父親と拗れているところもどこかの鉄社長とキャラが被っていませんかと思ったし、ロバート・デュヴァルの頑固な父親、ビリー・ボブ・ソーントンのクールな検事役も割とよくあるパターンという気はしました。

車で人を轢いたと疑われているジョセフ、轢いたとする相手が過去にジョセフが裁判で有罪判決を下し最近出所した相手。それだけではない因縁があり、故意に轢いたと思われています。ジョセフは轢いた覚えは無いと言うものの、車には傷があり血痕も。
ハンクの弁護を拒絶するジョセフを助けることができるのか、というメインストーリーと共に、父親と何故こじれたのかが少しづつ分かってきます。

父親が実は重い病気だったり、妻と離婚の危機のハンクの前に現れた元カノに娘が居たりというエピソードも色々絡んできますが、その辺も割とよくあるパターン

初めは他の弁護人を雇ったジョセフも最後にはハンクに弁護を頼みますが、ハンクの意図に反して罪を認めてしまいます。ただその裁判の中で、父親がハンクを大切に思っていたことが分かる展開の部分は良かったです。

ストーリー的には意外性があまり無いのですが、ロバート・ダウニー・Jrの父親への蟠りなどの演技がやはり上手くて、ついつい涙腺がやられてしまいます。(つД`)ノ
ジョセフの葬儀の半旗を見るハンクで終わるエンディングもなかなか良かったです。


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