ガイリチ版ノワール誕生 『キャッシュトラック』(ネタバレ感想)

ガイリチ版ノワール誕生 『キャッシュトラック』(ネタバレ感想)

ジェイソン・ステイサムガイ・リッチー監督コンビのクライムアクション『キャッシュトラック』を観ました。
いつものガイ・リッチー監督の軽快さは無く、ハードボイルドな作り。ステイサムの格闘アクションさえ無くて、ちょっと意外でしたが面白かったです。

WRATH OF MAN 2021年米/英 119分

 

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ストーリー

ロスにある現金輸送専門の警備会社フォルティコ・セキュリティ社では、特殊な訓練を受け、厳しい試験をくぐり抜けた警備員たちが現金輸送車=キャッシュトラックを運転していた。そこに新人のパトリック・ヒル、通称“H”が警備員として採用された。採用試験の成績はギリギリ合格というレべルだったHだが、ある時、トラックを襲った強盗を驚くほど高い戦闘スキルで阻止し、周囲を驚かせる。そして、彼の乗るトラックがふたたび強盗に襲われると、Hの顔を見た犯人たちはなぜか金も奪わずに逃げてしまう。

キャスト

パトリック・ヒル(H)にジェイソン・ステイサム、警備会社の上司テリーにエディ・マーサン、同僚のブレットにホルト・マッキャラニー、デイブにジョシュ・ハートネット、デイナにニーヴ・アルガー
ジャクソンにジェフリー・ドノヴァン、ジャンにスコット・イーストウッド、他アンディ・ガルシアなど。
監督は『ジェントルメン』のガイ・リッチー

ネタバレ感想

ステイサムのアクション無双ものかと思っていたら、ガイ・リッチー監督だったので慌てて観に行きました。特にファンというわけでも無いんですけどなんとなくガイリチ監督作は観てしまいますね。
2004年のフランス映画『ブルー・レクイエム』のリメイク、オリジナルは未見ですが比べてみたいですね。

現金輸送専門の警備会社に新たに入社した通称H。入社テストではギリギリで合格だったのに、見るからに只者ではない落ち着き。案の定、Hの乗った現金輸送車が襲われた時、複数の強盗をあっさり独りで片付けてしまいます。
この時点ではHが何者で目的は何なのかは観客も分かっていないのですが、時系列が遡り、HがFBIにも目を付けられているギャングのボスで、目的は現金輸送車強奪事件に巻き込まれて殺された息子の復讐という事が分かります。
Hの拠点はロンドンの様なのですが、なぜロスに来ていたのかと、Hが現金輸送車を見に行った目的は分かりませんでした。

そこからが壮絶で、FBIのキングと取引して容疑者リストを手に入れ、片っ端から潰していくのですが犯人は見つからず。それもそのはず、犯人たちは退役軍人で、初仕事でした。
そこでアプローチを変え、警備会社に単身で潜入したという訳でした。

ここから犯人側の事情や、次の大仕事であるブラック・フライデーで金が集まった警備会社を襲う計画が描かれます。
スコット・イーストウッドの危ない感じが良かった。イケメン枠だけではなく役の幅を広げていければ良いですね。
ジョッシュ・ハートネットは裏切り者かと思っていたらそうではなくて、見せ場がなかったですね。

警備会社に押し入られてからは、怒涛の銃撃戦。
あれで死んでないのが不思議だったのと、あの携帯いつ仕込んだんだ?とは思いましたが、落とし前をつけて部下の車に乗るH。
フィルム・ノワールな渋い感じで面白かったです。

 

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