『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を観た後に、映画公開記念作品の ダニエル・クレイグ ドキュメンタリー「ジェームズ・ボンドとして」をAppleTVで無料配信しているのを見ました。
Amazon Prime Videoでも見られる様ですし、10月5日には映画専門チャンネル ムービープラスでも放送がある様です。
Being James Bond 2020年 47分
内容
ダニエル・クレイグが6代目ジェームズ・ボンドに決まってから、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影が終了するまでをまとめたドキュメンタリー。ダニエル・クレイグと製作のバーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソンとの話を中心に、撮影秘話や当時のニュース、バラエティ出演シーンなど、他では見られない貴重な映像をたっぷり使用して、「007」とダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドの軌跡を追う。
感想
007シリーズを制作しているイーオン・プロダクションのバーバラ・ブロッコリがなぜ6代目ボンドにダニエル・クレイグを指名したのか、オーディションではどうだったのかなどのボンドへの就任の経緯から語ります。
当時金髪のジェームズ・ボンドということで、マスコミから袋叩きにあったこと、撮影中にパパラッチが撮った1枚の写真(↑の写真)で世論が変わり、『007 カジノ・ロワイヤル』は歴代トップの興行収入になったこと。
ぶっちゃけ、それまでジェームズ・ボンドはショーン・コネリー派だった自分も、ブロンドのボンドに違和感を感じていましたし、就任時の記者会見のダニエル・クレイグが髪も長めでいかにも優男風だったので余計に不安でした。
しかし、観終わった後しっかりハマったというね。( ̄∀ ̄*)イヒッ
個人的には、ダニクレ以前の007シリーズとダニクレの007シリーズは別物だと思っています。
話がそれましたが、『007 慰めの報酬』の時は脚本家のストライキが起こったこと。
Mを演じたジュディ・デンチや、『007 スカイフォール』『007 スペクター』のサム・メンデス監督についてなど。
ダニエル・クレイグがボンドを演じた年数が一番長いと聞いて驚きましたが、公開年を調べると、
初代ショーン・コネリーが1962年の『007 ドクター・ノオ』から1971年の『007 ダイヤモンドは永遠に』までの9年間で6作。
2代目ジョージ・レーゼンビーは1969年の『女王陛下の007』のみ。
3代目ロジャー・ムーアが1973年の『007 死ぬのは奴らだ』から1985年の『007 美しき獲物たち』までの12年間で6作。
4代目ティモシー・ダルトンは1987年の『007 リビング・デイライツ』と1989年の『007 消されたライセンス』
5代目ピアース・ブロスナンが1995年の『007 ゴールデンアイ』から2002年の『007 ダイ・アナザー・デイ』までの7年間で4作でした。
2006年の『カジノロワイヤル』から現在まで、ボンドになった時は37歳だったダニエルも今は50代。
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影終了時の彼の挨拶も感慨深いです。
興味のある方はぜひ。