予告を見て面白そうだった『エクストリーム・ジョブ』を観ました。
麻薬捜査班がマフィア（？）のアジトを見張るため、カモフラージュにフライドチキン屋を始めるという設定だけでも十分面白いんですけど、それだけに留まらない展開もアクションも満載でとっても面白かったです。
EXTREME JOB 2019年韓国 111分 PG12
ストーリー
失敗続きのコ班長率いる麻薬捜査班、起死回生を図るべく大物犯罪者の逮捕を目指し張り込みを続けるが一向に成果が上がらない。張り込み場所であるフライドチキン屋が売りに出されると聞き、後のないコ班長は思わずチキン屋を買ってしまう。疑われない様、チキン屋を初めてみると大繁盛で捜査どころではなくなり・・・・・。
キャスト
コ班長にリュ・スンリョン、チャン刑事にイ・ハニ、マ刑事にチン・ソンギュ、ヨンホにイ・ドンフィ、ジェフンにコンミョン。
イ・ムベにシン・ハギュン、テッド・チャンにオ・ジョンセ。
監督はイ・ビョンホン（俳優さんとは別人）
ネタバレ感想
予告を見た感じでは、チキン屋のふりをしてアジトに潜入し逮捕、みたいな流れに見えたのですが、流石にそれほどシンプルでもなく、隠れ蓑であるはずのチキン屋を逆に利用され、麻薬の販売ルートに使われるとか、予想外の展開に。
最後は怒涛の肉弾戦バトルへ突入しますが、落ちこぼれだと思っていたコ班のメンバー５人、実は全員精鋭だったというオチ。おおっ！と盛り上がります。
この辺の話運びが上手いですね。
メインの５人の麻薬捜査班は各人それぞれ個性的で、加えて班長の家庭の事情とか、どんどん後輩に出世が追い抜かれていく班長の悲哀とか、切ない風味の人間ドラマが絡んできて、キャラにぐっと愛着が湧きます。
警察を辞めてチキン屋でやっていくかという流れから、事態が動き、やはり自分達は警察官なんだと盛り上がった流れのクライマックス。
大勢の悪党集団の中に、たった５人で乗り込んでどうなると思いきや、強い強い！
わ〜っと気分も高揚し、楽しく劇場を後にしました。
今年観た韓国映画、どれも面白くて、これからもどんどん観ていきたいですね。
まず、公開してくれないとだけど。
そして、俳優さん情報とか、全然見つけられないので、この人先日見たあの人かなぁ〜と思っても確認できない。日本人の区別もつかない自分には、大体同じに見えるし（>_<）
アジア映画だと途端に情報不毛になるのを実感しました。
