公開館も少ないので観るつもり無かった『ヴァチカンのエクソシスト』（略してヴァチクソらしい(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!）。
やたら評判が良いので、思わず観ちゃいました。
実話ベースの話で、なかなか面白かったですよ！
基本怖いのはダメなのですが、オカルトは大丈夫（？）な自分(^_^;)
まあでも、それほど怖くなくて良かった。（￣∀￣*）ｲﾋｯ
The Pope’s Exorcist 2023年米／英／西 103分 PG12
ストーリー
1987年7月、アモルト神父はローマ教皇から、スペインのサン・セバスチャン修道院で少年の悪魔祓いを依頼される。
少年の様子を見て悪魔の仕業だと確信したアモルトは、教区神父のトーマスとともに本格的な調査を開始。
やがて彼らは、中世ヨーロッパでカトリック教会が異端者の摘発と処罰のために行っていた宗教裁判の記録と、修道院の地下に眠る邪悪な魂の存在にたどり着く。
キャスト
ガブリエーレ・アモルト神父にラッセル・クロウ、もうダイエットはしないのかな。
彼と共に悪魔祓いすることになるトーマス・エスキペル神父に『ドント・ブリーズ』のダニエル・ゾバット、修道院の所有者ジュリアにアレックス・エッソー、娘エイミーに「ミズ・マーベル」のローレル・マースデン、息子ヘンリーにピーター・デソウザ＝フェイオニー、ラムーバ司教にコーネル・ジョン、サリバン枢機卿にライアン・オグレディ、教皇に『ジョン・ウィック：チャプター２』のフランコ・ネロ。
監督はジュリアス・エイヴァリー。
ネタバレ感想
ヴァチカンでローマ教皇に仕え、生涯で数万回の悪魔払いを行った実在のチーフ・エクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父が、人間に取りついた邪悪な悪魔との壮絶な戦いを記した回顧録「エクソシストは語る」の映画化。
ウィリアム・フリードキン監督が2017年に手掛けたドキュメンタリー『悪魔とアモルト神父 －現代のエクソシスト－』もあるし、見逃してしまっているけれど、2011年の『ザ・ライト -エクソシストの真実-』でアンソニー・ホプキンスが演じた役のモデルもアモルト神父みたい。
エクソシスト（悪魔祓い）は、憑依されている人から悪魔を追い出すのだけれど、実は精神疾患だったり、思い込みだったりが98％というのが新鮮。
しかし残りの２％はホンモノで、上級悪魔ともなってくると相手の過去の悔恨の記憶から攻撃してくる。
2人の神父は己の後悔と向き合い、祓うためにまず悪魔の正体を探ると、修道院の地下に過去の戦いの痕跡が残っていて、ここでの戦いがクライマックス。
頼りなかったトーマス神父が根性出すところが胸熱。
悪魔は弱い心に忍び寄る。人だけでなくヴァチカンが過去に犯した罪も暴かれるストーリーは見応えあり。
まだまだエクソシストの仕事はあると分かったところで終わるけど、
続編作るとしたら、ストーリーを捻らないと難しそう。
もっともっと意外な実話が、あるのかもしれないけれど。
