MCUの新たなステージへ 『エターナルズ』(ネタバレ感想)

MCUの新たなステージへ 『エターナルズ』(ネタバレ感想)

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)26作目、フェーズ4で『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(11月12日からDisney+で早くも配信開始)に続く『エターナルズ』を初日レイトで観ました。
Twitterである方が呟いていましたが、まさに「ハリウッドが本気で作ったサイボーグ009」。
監督が『ノマドランド』のクロエ・ジャオということで、どうなるのか期待していましたが、まさに神話でした。

 

ETERNALS 2021年米 156分

 

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ストーリー

7000年前、宇宙の創造主セレスティアルズによって、邪悪なディヴィアンツから地球を守るために遣わされた不老不死のエターナルズ。10人のエターナルズはディヴィアンツを絶滅させると解散し、それぞれ自由に地球で暮らしていた。
サノスが消失させた人々がアベンジャーズによって5年後に戻った時、絶滅させたはずのディヴィアンツが地球に再び現れ、世界中に散らばっていたエターナルズが集結する。

エターナルズ(キャスト)

・エイジャック(サルマ・ハエック):治癒能力を持つリーダー。10人の中で唯一セレスティアルズと話すことが出来る。
・セルシ(ジェンマ・チャン):感情を持たない物質であれば、触れるだけで他のものに変換できる能力。
ジェンマは『キャプテン・マーベル』に次ぐMCU2度目の登場。
・イカリス(リチャード・マッデン):空を飛べ、目からビームを出せます。
バッキー/ウインターソルジャーのセバスチャン・スタンではなく、『シンデレラ』の王子の方ですよ〜。( ̄∀ ̄)
・スプライト(リア・マクヒュー):自分や人の姿を変化・透明にするなど、幻想を投影する能力。
・キンゴ(クメイル・ナンジアニ):手からエネルギーを発射する能力。ボリウッド超人気俳優として活躍中。
・セナ(アンジェリーナ・ジョリー):戦いの女神、自分の頭に浮かんだあらゆる武器を生み出せる。
・ギルガメッシュ(マ・ドンソク):力持ち。エネルギーを拳に纏い戦う。
・ファストス(ブライアン・タイリー・ヘンリー):頭脳派の発明家
・マッカリ(ローレン・リドルフ):宇宙一の瞬足
・ドルイグ(バリー・コーガン):人の心を操ることが出来る能力

その他キャスト

現代でセルシの恋人のデイン・ウィットマンに「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントン
ゲースロではリチャード・マッデンの血の繋がらない弟でした。
キンゴのマネージャー、カルーンにハーリッシュ・パテル、ファストスのパートナー、ベンにハーズ・スレイマン
エンド・クレジットでビル・スカルスガルドの名前があるけどと思ったら、ディヴィアンツの人型クロでした。
ミドル・クレジットに出てくるエロスに1Dのハリー・スタイルズ、ピップにパットン・オズワルド

ネタバレ感想

2時間16分にみっちり詰め込まれていました。なんといっても7000年間地球を守ってきた10人の話。
前半は彼らの目的、能力、関係、別離。後半は再集結して地球の危機に立ち向かいます。
アクションメインではなく、ドラマが中心。
聴覚障害を持つマッカリやゲイのファストスなど、人種はもちろんジェンダーやクイアにも配慮したキャラ設定。
ベッドシーンがあるのはMCU初なんですね。

個性豊かで能力も様々なエターナルズのメンバー、それぞれの性格や想いに重点が置かれて描かれています。
自分の能力に自信がないものの、一番人類を愛しているセルシ。
リーダー気質で、任務を全うすることが大事なイカリス。
ディヴィアンツは倒すけれど、地球人の争いには干渉してはいけないことに苛立つドレイク。
少女の様な姿のため子供扱いされることに不満なスプライト。
過去の戦いのPTSDに苦しむセナ、そんなセナに付き添い助けるギルガメッシュ。
広島の原爆を目にし、人類は救うに値しないと嘆くファストス。
目立ちたがり屋なのに案外控えめなキンゴ、宇宙一の身体能力を持つのに勉強かなマッカリ。
冷静沈着で全てを包み込無包容力のあるリーダー、エイジャック。
これだけのメンバー、全員をしっかり描くには当然尺が足りず。
結婚までしたセルシの元からイカリスが去った理由が、分かりませんでした。
また敵であるディヴィアンツの方も、もっと描けそうだったのですが、モンスターで終わっちゃいました。

セレスティアルズがエターナルズを地球へ派遣した目的は、地球の人口を増やし、地球人の生命エネルギーが貯め、そのエネルギーによって新たなセレスティアルを生み出す為。その代償として地球は滅亡。
一つの惑星の任務が終わると、エターナルズは記憶を消され、また次の惑星へ派遣されるという結構酷い話。
その事実を知り、エターナルズはどうしたのかが描かれる後半は、割と急足になってしまいました。

クロエ・ジャオ監督なので、古代から現代に至るまで、ロケによる大自然の風景がとても美しい。
また監督がキャストの性格をキャラに反映させているようで、特にセナはアンジーっぽいな〜と思いました。
そう思いながら観るとまた楽しいし、観るたびに発見がありそうな映画でした。
さて、今後どう繋がっていくのでしょう。

おまけシーンネタバレ

エンドクレジットの途中にあるミドルクレジットシーンは、サノスの弟エロスが登場。
サノスとエロスはエターナルズのメンバーだった父とタイタン人の母の間に生まれたそう。

最後のポストクレジットシーンで、剣を前に悩むディン・ウイットマン。
彼は「ブラック・ナイト」というキャラで、剣はエボニーブレイド。
そして彼に最後に声をかける人物は、マハーシャラ・アリ演じる「ブレイド」ですって。

 

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