移民にとっての故郷とは 『イン・ザ・ハイツ』(ネタバレ感想)

移民にとっての故郷とは 『イン・ザ・ハイツ』(ネタバレ感想)

ハミルトン」のリン=マヌエル・ミランダが作詞作曲を務め、トニー賞4冠とグラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞を受賞したブロードウェイミュージカルの映画化『イン・ザ・ハイツ』の評判を聞いて観ました。
こちらも公開が1年以上遅れたんですよね。

 

In the Heights 2020年米 143分

 

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ストーリー

ラテン系の移民が多く暮らす街、マンハッタンのワシントン・ハイツ地区は地価が高騰し住民たちは住む場所を追われる様になっていた。小さな食料品店を営む青年ウスナビは故郷のドミニカに移り住み、亡き父親の店を再開したいという夢を持っていた。ウスナビが思いを寄せるファッションデザイナーを夢見るヴァネッサ、親友のベニー、ベニーの元カノで名門大学へ進学したハイツの希望の星ニーナ、みんなの母親代わりのアブエラ。それぞれが故郷と夢の間で悩み、揺れ動いていた。

キャスト

ウスナビに『ファイナルプラン』のアンソニー・ラモス、ベニーに『6アンダーグラウンド』のコーリー・ホーキンズはこんなに歌って踊れるんだとビックリ。(ヒュー・ジャックマンの時もビックリしたけど)ニーナにシンガーソングライターのレスリー・グレイス、ヴァネッサにメリッサ・バレラ、アブエラにオルガ・メレディス、ニーナの父ケヴィンにレイア・オーガナ姫のお父さんのジミー・スミッツ
ダフネ・ルービン=ヴェガなど、リン=マニュエル・ミランダもかき氷売りで出演。
監督は『クレイジー・リッチ』のジョン・M・チュウ。

ネタバレ感想

ミュージカルはそれほど得意ではなく、定番中の定番しか観ていない自分。
最近のミュージカル事情にも疎い。(>_<)
リン=マニュエル・ミランダについては、『メリー・ポピンズ リターンズ』でかろうじて知っていましたが、ブロードウェイ・ミュージカル「ハミルトン」で脚本・作曲・作詞・主演を務め、ピューリッツァー賞戯曲部門、グラミー賞、エミー賞、トニー賞などの受賞歴を持つ俳優・演出家であることは今回初めて知りました。( ̄∀ ̄*)イヒッ

ウスナビが浜辺の店で子供達に昔話をするシーンで始まります。
てっきり故郷のドミニカに帰り、亡き父の店を再開したのかと思えば、そこは…というストーリーに翻弄されました。
内容も移民の現状などとってもシリアス、逆境の中でも夢を追い続けようとしますが、思わぬ困難が立ち塞がります。

歌もダンスも見応え十分なんですが、いろいろ考えてしまいましたね。
アブエラの人生は幸せだったのかとかね。
不法移民については映画版で付け加えたとか。
ウスナビが亡き父の夢を叶えるのではなく、自分の人生を選択したこと、ニーナが目標を見つけられたことなどは良かった。ウスナビのヴァネッサに対する態度が煮え切らないのに見ていてかなりイライラしたので。
移民にとっての故郷はどこなのかというテーマも目から鱗でした。
ますます「ハミルトン」も見たくなりましたね。

 

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