アレクサンドル・ペトロフの追っかけ続きます。
『アトラクション 侵略』を借りた後で見つけた『ザ・スパイ ゴースト・エージェント』。
準新作百円セール中だったのに、まだ最新作で残念でしたが、見たい時が借り時なので。
( ̄▼ ̄;アハッ・・・・

GEROY/THE HERO 2019年露 121分
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ストーリー
ロシア対外情報庁(SVR)が優秀な若者を潜入スパイ「スリーパー」として訓練するためのスパイ養成学校「ユース」。卒業生は世界各国に散らばっていたが、創設者のロダン大佐の死により司令もなく凍結されていた。15年後、アンドレイは死んだはずの父ロダン大佐からのメッセージで、何者かがユース出身のエージェントを狙っているということを知る。アンドレイはかつての仲間のマーシャに危険を知らせ逃亡を試みるが……。
キャスト
アンドレイにアレクサンドル・ペトロフ、マーシャに『裏切りのサーカス』ではイリーナ役だったスベトラーナ・コドチェンコワ、アンドレイの父ロダン大佐に『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のウラジミール・マシコフ、他コンスタンチン・ラヴロネンコ、マリナ・ペトレンコなど。
監督はカレン・オガネシャン。
ネタバレ感想
この映画、2020年6月に開催された<未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦>で上映されたんですね。
まったく知りませんでしたが( ̄▼ ̄;アハッ・・・・
冒頭、米国でロシアのスパイが亡命を希望した記者会見上で観衆の前で拐われます。鮮やかな誘拐の手口に喝采する謎の男。
次に舞台は代わりオーストリア、アレクサンドル・ペトロフ演じるアンドレイに電話が掛かり、危険が迫っていると伝えられた途端に何者かに襲われます。逃げ延びたアンドレイはキックスケーターでドイツへ。(隣国とはいえ、そんなもので国境越えって^^;)着いた先の会社でマーシャと合流しますが、ここまでほぼ説明がないので、何が起こっているのかいまいち分からない。
スカイダイビングをしたり、ジェットスキーで川を降ったり、命を狙われている割には派手に行動しているので、ロシア情報庁に早々に身元もバレ、父の墓で待ち伏せされていたところへ助けに来たのは死んだはずの父親。
本来なら意外な展開となるところが、話の流れが飲み込めていないので、余計混乱するばかり。
どうも父親と折り合いが悪かった様なのですが、悪くなった原因が分からないまま、最後は丸く収まっている。
マーシャもアンドレイを騙すつもりなのか、一緒に組みたいのかよく分からないし、取引相手には出し抜かれて殺されそうになるし、まったくスパイらしくなくてド素人かよ!
スパイっぽい見どころは父親と情報庁の旧友のシーンだけで、完全に持っていかれてます。
という、突っ込みどころ満載で話の展開も分かりづらいのですが、そこそこのアクションと無駄にスタイリッシュ、便利なのか分からない派手なガジェットとか合わさって、分からなさすぎて目が離せず、なんとなく面白いみたいな作品になってます。
あと、アレクサンドル・ペトロフ君も泣きの演技が上手いのか、よく泣くシーンがあってキュンキュンします。( ̄∀ ̄*)イヒッ
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コメント
何だかいまだにコメントの仕方がわかってなくてスミマセン!
何で匿名になってたのか???
今 レンタル店ではロシア映画たくさん見ますね(^^♪
(借りたことないんですが・・・(;^_^A)
気楽に観れてスカッとできたらイイかも?
風森湛さん
いえいえ、私もコメントしていただく方の事はよく分かっていなくて(・・A;)あせあせ
ロシア映画なんか急に来ましたよね。
スカッとするのか、モヤっとするのかが微妙ですが( ̄∇ ̄)ニヤッ
最近は知らないうちにロシア製エンタメ映画がいろいろ公開されているようですね。この映画もノーマークでしたが、記事を拝見すると、昔の英米のヒット映画をパクったイタリア映画みたいですね。昔なら、地方の映画館の二本立ての併映作品みたいな感じ。最近は、シネコンはヒット作品だけがスクリーンを占拠する傾向で、こういう映画を上映する隙間がなくなってきているのが、残念に思います。
einhornさん
最近急にロシアのエンタメが身近になりましたね。
俳優さんたちは既にハリウッドでも活躍している様ですけど、意識してなかったです。
映像はやたら綺麗で古臭いイメージはまったくないんですよね。
ストーリーの幅がもう少し出てくるともっと面白くなるんじゃないかと思います。