アレクサンドル・ペトロフ追っかけ 『魔界探偵ゴーゴリ』 シリーズ

アレクサンドル・ペトロフ追っかけ 『魔界探偵ゴーゴリ』 シリーズ

T-34 レジェンド・オブ・ウォー』や『ANNA/アナ』のアレクサンドル・ペトロフがちょっとしたマイブームなので、彼の出ている”魔界探偵ゴーゴリ”シリーズを見ました。
DVDレンタルするのなんて久しぶり〜。

これ映画なのかTVシリーズなのかよく分からないんですけど、DVDは3本なので3部作?

世界観としては、首なし騎士が連続殺人するジョニー・デップ主演の『スリーピー・ホロウ』っぽいゴシックホラー。
「狂人日記」などで知られるロシアの作家エドワード・ゴーゴリが書いた短編集「ディカーニカ近郷夜話」が原案で、主人公も作家のエドワード・ゴーゴリ。

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魔界探偵ゴーゴリ 暗黒の騎士と生け贄の美女たち

1829年、サンクトペテルブルク
売れない作家のニコライ・ゴーゴリは、生活のため秘密警察で秘書の仕事をしていた。
ゴーゴリには事件に関係する悪夢を見るという不思議な能力があった。
事件現場で一緒になった有名な探偵グローはゴーゴリの能力に気付き、若い美女だけが狙われる連続猟奇殺人事件の捜査にゴーゴリを誘う。ウクライナの小さな村、ディカーニカへ到着した2人は、村人から冷たく迎えられる。
ゴーゴリは自分でもコントロールができない悪夢の力によって、容疑者として浮かび上がった”黒騎士”と事件の真相を追うが、グローが黒騎士に倒されてしまう。

 

魔界探偵ゴーゴリII 魔女の呪いと妖怪ヴィーの召喚

若い女性が住む家々に怪しい印が付けられた。黒騎士のターゲットである事の印だと気付いたゴーゴリは、グローが残した推理メモを頼りに殺人が起こる日の法則を突き止め、次なる犠牲者を防ぐ為に、印が付けられた女性達を隠すことで保護しようとする。ターゲットの中の1人はゴーゴリが思いを寄せているリザだった。
その頃村では、魔女ハンターによって捕えられた魔女が凶悪なクリーチャーである妖怪ヴィーを呼び寄せようとする。ゴーゴリは魔女ハンターと共に古い教会で待ち受けるが。

 

魔界探偵ゴーゴリIII 蘇りし者たちと最後の戦い

妖怪ヴィーとの決戦で一命を取り留めたゴーゴリは”黒騎士”の容疑をかけられ逮捕されてしまう。村人たちがゴーゴリをリンチにかけようとした時、死んだはずのグローが現れゴーゴリを救い出す。リザが心配なゴーゴリはグローと共にリザの元へ向かうとそこに”黒騎士”が。
そして”黒騎士”の正体が明らかに。

キャスト

エドワード・ゴーゴリにアレクサンドル・ペトロフ。内気で臆病なゴーゴリは、これまで見た役とは正反対で新鮮でした。
グローにオレグ・メンシコフ。『アトラクション -制圧-』 では大佐役でした。どうやら製作スタッフが同じみたいですね。
リザにタイーシャ・ヴィルコヴァ、オクサーナにユリア・フランツ、バクーラにセルゲイ・バディクなど。
監督はイゴール・バラノフ

ネタバレ感想

ゴシックホラーが好きなのと、ところどころ印象的な映像でそこそこ飽きずには見ました。
話としては、黒騎士の正体を突き止めるというサスペンスに、ゴーゴリ自身の出生の秘密が事件解決の鍵になるという設定。
そのうえ、妖怪ヴィーだとか別の事件もサブ的に起こり、1話完結事件ものだけどメインは黒騎士というTVシリーズなんかでよくある手法。
まあ「SHERLOCK/シャーロック」なんかもそうですけど、残念ながらこちらはサスペンスが散漫になってしまった。
おまけにラストで別の秘密結社の話が出てきて、まだまだ続きが出来そうに終わっちゃいました。
まあ、良いけど。

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