ついつい見ちゃうキング原作映像化 『死霊伝説 呪われた町』(ネタバレ感想)

ついつい見ちゃうキング原作映像化 『死霊伝説 呪われた町』(ネタバレ感想)

ホラー作家のスティーヴン・キングの小説「呪われた町」の4度目の映像化作品、『死霊伝説 呪われた町』をU-NEXTで見ました。

 

Salem’s Lot 2024年米 113分

 

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ストーリー

アメリカの小さな田舎町“セイラムズ・ロット”に、作家のベン・ミアーズが帰ってきた。幼い頃に両親を失い町を出た彼は、新作のアイデアとして自身の過去を調べるのにしばらく町に滞在予定で、家を借りるために訪れた不動産事務所でスーザンと出会い恋に落ちる。しかし町ではラルフ少年の失踪をきっかけに、次々と人が消えていき…。

キャスト

ベン・ミアーズに『トップガン マーヴェリック』のルイス・プルマン、ますますお父さんそっくり。
スーザン・ノートンにマッケンジー・リー、教師のマシュー・バークに『ドライブアウェイ・ドールズ』のビル・キャンプ、コディ医師に『ブック・オブ・クラレンス 嘘つき救世主のキセキ』のアルフレ・ウッダード、保安官にウィリアム・サドラー、キャラハン神父にジョン・ベンジャミン・ヒッキー、マイクにスペンサー・トリート・クラーク、骨董品屋のカート・バーロウにアレクサンダー・ウォード、リチャード・スロケット・ストレイかーに「ゲーム・オブ・スローンズ」のピルウ・アスベックなど。
監督は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本を手がけたゲイリー・ドーベルマン

ネタバレ感想

ついつい見てしまうスティーブン・キング原作もの。
原作「呪われた町」は1975年発表、1979年にはデヴィッド・ソウル主演でテレビドラマ化。1987年に続編。
2004年にロブ・ロウ主演でドラマ化。そして2024年の本作。なんだか約20年ごとに制作されてる?

「呪われた町」は割とオーソドックスな吸血鬼ホラーなんだけれど、
スティーブン・キングの小説はホラー要素よりも人間ドラマがメインだと思っているので、
ドラマシリーズなどでじっくり描く方が向いている。
1本の映画の尺だと、どうしても描ききれない部分が出てくる。
本作はそのあたり、人間ドラマはあっさり端折って、クライマックスのドライブインシアターでの対決シーンに重きをおいた感じ。

展開が早くサクッと見られるので、軽いものを見たい時には良いかも知れない。
クラシカルな設定でそれほど怖くもないし、杭や十字架が定石過ぎて逆に笑える。
吸血鬼ものを昔から見ている世代には新鮮味はないけれど、若い方だと逆に新鮮なのかな?
主演のキャストについては、4度目の正直、本作が一番好み。

 

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