原点回帰 『エイリアン:ロムルス』(ネタバレ感想)

原点回帰 『エイリアン:ロムルス』(ネタバレ感想)

劇場公開時には、怖いので意図的に観逃していた『エイリアン:ロムルス』をDisney+で見ました。
良い評判を聞いていましたが、確かに怖いながらも面白かったです。
エイリアン』1作目にかなりリンクしていましたね。

Alien: Romulus 2024年米 119分 PG12

 

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ストーリー

植民星の鉱山で働くレイン。劣悪な環境で両親が亡くなった後、アンドロイドの弟アンディと二人でユヴァーガ星へ移住するために懸命に働いてきたが、不当な扱いに生きる希望を見失った時、以前の恋人タイラーからある計画を持ちかけられる。漂流している宇宙ステーションを見つけたタイラーは、そこから必要な物資を調達し、ユヴァーガ星へ逃亡しようとしていた。ステーションへ乗り込む為にアンドロイドが必要で、レインとアンディはその計画に参加することに。計画通り、アンディによって宇宙ステーション“ロムルス”へ乗り込むことができたが、そこには、レインたち6人の想像も及ばない事態が待ち受けていた…。

キャスト

レインに『シビル・ウォー アメリカ最後の日』のケイリー・スピーニー、アンディにデヴィッド・ジョンソン、タイラーにアーチー・ルノー、タイラーの妹ケイに『マダム・ウェブ』のイザベラ・メルセド、タイラーの従弟ビヨンにスパイク・ファー、ナヴァロにエイリーン・ウー
監督に『ドント・ブリーズ』のフェデ・アルバレス、製作にリドリー・スコットも入ってます。

ネタバレ感想

1979年制作の『エイリアン』1作目から20年後の世界。
1作目でリプリーが船外へ排出したエイリアンを回収するところから始まります。
せっかく捨てたのに回収するなよ!と思わず突っ込みますよね。

一日中陽がささない惑星に住むレイン、諸悪の根源のウェイランド・ユタニ社に搾取されている様に胸が痛みます。
会社に使い捨てられる前に脱出しようとするタイラー達の計画に乗り宇宙へ飛び立ちますが、当然宇宙ステーションに居るんですよ、あのメチャクチャ生命力の強い厄介なヤツが!

重力を使ったエイリアンとの戦い方などユニークで新しかったですね。
宇宙ステーションのアンドロイド・ルーク、1作目でイアン・ホルムが演じたアッシュと同型が出てきて懐かしい。
レインを守るのが目的だったアンディが、ルークのチップによって人格が変わってしまうところや、それでも弟を見捨てられないレインなど見どころもたくさん。

フェイスハガーが人間に種を植え付け、腹を突き破って出てくるのはお馴染みですが、今作では人の子とのハイブリッドが出てくるんですよ。直視できないしたくない感じ。

シリーズへのオマージュも多いのに新鮮で、続編っぽくないところが良かったです。

 

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