『バンブルビー』”トランスフォーマー”シリーズ初のスピンオフ(ネタバレ感想)

『バンブルビー』”トランスフォーマー”シリーズ初のスピンオフ(ネタバレ感想)

バンブルビー』IMAX3Dや4DXでも上映しているのですが、前作の『トランスフォーマー/最後の騎士王』が個人的にはもう一つだったし、予告を見た感じではそれほど期待もしていなくて、2D版で観ましたけど、IMAXで観ると迫力あったろうなと思うシーン多々有りました。

Bumblebee  2018年 114分

 

ストーリー

父親を亡くした哀しみから立ち直れない思春期の少女チャーリーは、
18才の誕生日に、海沿いの小さな町の廃品置き場で、廃車寸前の黄色い車を見つける。
自宅に乗って帰ったところ、その車が突如、変形《トランスフォーム》してしまう。
驚くチャーリーを前に、逃げ惑う黄色の生命体。
お互いに危害を加えないことを理解した瞬間、似たもの同士のふたりは急速に距離を縮める。
チャーリーは記憶と声を失い“何か”に怯える黄色の生命体に
「バンブルビー(黄色い蜂)」と名前をつけて、かくまうことに決める。
ボロボロに傷ついたバンブルビーと、心に傷を抱えたチャーリー。
思いがけない友情が芽生えるのだが、しかし、予測不能の事態に巻き込まれていくのだった-(公式より)

基本情報

”トランスフォーマー”は、日本の発祥の変形ロボット玩具シリーズが始まり。その後コミックやアニメに展開し、アメリカで実写映画化。現在までに4作作られているシリーズもの。今作はシリーズの人気キャラであるバンブルビーを主人公に据えたスピンオフ作品。

”トランスフォーマー”とは、機械や金属に生命を吹き込む放射を生む物質”オールスパーク”によって誕生した金属生命体。惑星サイバトロンに住んでいたが、オールスパークを巡って”オートボット”と反乱軍”ディセプティコン”の間で激しい戦争が勃発。戦いの最中、オールスパークが宇宙に消えたことによってサイバトロンは荒廃、ディセプティコンに追い詰められたオートボット達は生き延びる為に宇宙へと旅だった。

今作は、シリーズ1作目より20年前の1987年が舞台。オートボットの若き兵士バンブルビーが地球に辿り着き、18歳の少女チャーリーと出逢う。ディセプティコンに執拗に追い詰められながらも、リーダーのオプティマス・プライムからの指令である「地球を守る」ことが出来るのか。

キャストについて

チャーリーに『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルド。育ちましたね。バンブルビーと最初に出会った軍人バーンズにジョン・シナ、チャーリーに思いを寄せるメモにホルヘ・レンデボルグ・Jr他。オプティマスの声はいつものピーター・カレンアンジェラ・バセットジャスティン・セローなども声で出演。監督は『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』のトラヴィス・ナイト

感想

デュラン・デュラン、a-ha、ボン・ジョビなど90年代の音楽が懐かしい。

今までのシリーズと比べ、バンブルビーが名前のとおり蜂(ビー)を思わせる形態で、ビジョンが蜂の巣の様な6角形、カマロではなくビートルというのが新鮮。

ストーリーも案外シリーズ1作目に近い感じで、バンブルビーとチャーリーの友情とそれぞれの成長譚。バンブルビーの人懐っこさも変わらず、丸っこい容姿も相まって更に可愛らしい。

バトルシーンはバンブルビーだけなので、チームバトルの醍醐味はないのだけれど、チャーリーと2人で頑張っているのもなかなか良かった。

シリーズ原点に戻った様にも感じられて、1作目が好きな自分としては面白かったです。

 

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