独りでも最後まで戦う刑事 『21ブリッジ』(ネタバレ感想)

独りでも最後まで戦う刑事 『21ブリッジ』(ネタバレ感想)

昨年亡くなったチャドウィック・ボーズマンの主演作品。これからもっといろんな作品でいろんな役を演じるのであったろうにと思うと残念でなりません。この作品では、犯人を射殺することが多いことで内務調査に掛けられている刑事(ダーティハリーとは雰囲気は全然違うけど^^;)。

 

21 BRIDGES 2019年中/米 99分

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ストーリー

幼い頃、警察官であった父親が殉職したアンドレは父親のように正義感が強い刑事となっていた。ある夜、2人組の強盗犯マイケルとレイがブルックリンの店に押し入る。そこには大量の純度の高いコカインが隠されていた。マイケルが不審に思ったのも束の間、なぜか警官がやってきて銃撃戦の末警官を殺して2人は逃走。
捜査に指名されたアンドレ・デイビスは、2人はまだマンハッタン内に居ると確信し、21の橋を含むマンハッタン島全域の完全封鎖を指示、相棒となったバーンズ麻薬捜査官と共に犯人追跡に乗り出すアンドレだったが…。

キャスト

ニューヨーク市警のアンドレ・デイビス刑事にチャドウィック・ボーズマン
相棒となる麻薬捜査班のフランキー・バーンズに、自分の中で顔が覚えられない女優No1のシエナ・ミラー
85分署のマッケナ署長にJ・K・シモンズ
強盗犯のレイにテイラー・キッチュ(観ている間は全く気づかず)、マイケルにステファン・ジェームズなど。
監督は「ゲーム・オブ・スローンズ」などのブライアン・カーク

ネタバレ感想

21の橋、川、鉄道などを止めマンハッタン島の完全封鎖、を売りの様に押し出していますが、完全封鎖は呆気ないほどさくっと流され、本作のキモは別のところにありました。
タイトルが”21 bridges”なんだから、もう少しそこに何かあっても良かった気もします。
サスペンスにしてはリードが多くて、展開に察しがつきやすい。
強盗事件の時から怪しい点があり、犯人を射殺した回数が多い刑事を捜査にあたらせる、署長も相棒も犯人を撃てと急かす、証人となりそうな人物は他の警官が先回りして射殺、と露骨な戦術に裏があるのがもろ分かり。
大体J・K・シモンズが出てくると、ラスボスかと疑いながら観てしまうのは、私だけではないはず。( 。・_・)ジッ
(善玉な時もあるので、要注意)
周囲を全て敵に回しても正義を貫く刑事を、誰も信じてくれないみたいな事になるのかと思っていたら、そこもスルーであっさり終わる。
犯人達のドラマも相棒のプライベートなんかもさら〜っと描いているだけなので、くどくも無いけど深みも無い。
チャドウィック持ち前の、気骨のある正義漢なイメージをアンドレ刑事に被せて走り切った感じ。
アクションシーンでは、闘病中だったんだよな〜とつい考えてしまいました。

 

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