昨年公開『ウィキッド ふたりの魔女』の後編『ウィキッド 永遠の約束』を観ました。
前編は結構盛り上がったんですけどね〜。

WICKED: FOR GOOD 2025年米 137分
ストーリー
尊敬していたオズの魔法使いの真実とオズの国の政治に逆らい、親友のグリンダと袂を分かつ道を選んだエルファバ。彼女が西の悪い魔女の烙印を押され民衆からも憎まれながらも真実を求め、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続ける一方、マダム・モリブルの策略通りグリンダは善い魔女として人々の希望となり人気と名声を手にしていくのだったが…。
キャスト
前作引き続き、エルファバにシンシア・エリヴォ、グリンダにアリアナ・グランデ、フィエロ王子にジョナサン・ベイリー、マダム・モリブルにミシェル・ヨー、オズの魔法使いにジェフ・ゴールドブラム、ボックにイーサン・スレーター、ネッサローズにマリッサ・ボーディ、ファニーにボーウェン・ヤン、シェンシェンにブロンウィン・ジェームスなど。
今作では臆病なライオンの声に『ランニング・マン』のコールマン・ドミンゴ。
監督も当然引き続きジョン・M・チュウ。
ネタバレ感想
( ̄-  ̄ ) うーん、よく分からないところがいくつか有り、どうもモヤモヤしてしまった。
ブリキの木こりのその後とか、いつの間にカカシになったのかとか、ネッサローズがあれで殺されるのは酷くない、など。
帰ってから急いで舞台版のストーリーや、忘れていた「オズの魔法使い」のあらすじを確認して幾つかは納得。
ネッサローズはボックに魔法をかけてしまったため東の悪い魔女となり、竜巻に飛ばされたドロシーの家に潰されたのだとか、カカシになったのは、フィエロを助けようとエルファバがありとあらゆる呪文を唱えた時のが効いたのだと分かり、納得はしたけどすっきりはしない。
ブリキの木こりのその後は分からずじまいですけど、あんなに憎悪に満ちているのにドロシーと一緒に旅をして大丈夫か?
前編ではオズの国のまやかしが暴かれましたが、今作ではエルファバから国民に正直に正体を伝えるよう言われたオズの魔法使いの、言っても信じない。国民は信じたいものを信じるからという言葉が、アメリカや日本の現状と重なり、現実に引き戻されてしまった。
掛けた魔法の中に役立ったと思えるものが一つもなくて、良い魔法なんて無いというメッセージも現代的。
恋を挟んでも壊れないガリンダとエルファバの友情やグリンダの成長、フィエロとエルファバの愛も感動的だし、楽曲も歌唱も素晴らしいのだけれど、ストーリーの暗さに個人的にはもう一つ盛り上がれませんでしたね。



コメント
なるほど、確かにこの映画だけを観るとやはりわかりにくいところも多いのかもしれませんね。
後半は前半と違い、重くなることはわかっていたのですが、それでも舞台版よりは尺を取っているので、まだわかりやすくなっていたと思います。
舞台は一度観ただけだと、私が鈍いのかもなのですが、かなり理解しにくかったです。
原作はメチャ長くて、フィエロの家族のこととか細かく出てくるんですよね。
ミュージカル版はあくまで、グリンダとエルフィの友情物語になっているので、どうしても不足するところは出てきますよね。
あと、オリジナルの「オズの魔法使」の前日譚を後から作ったわけですから、なかなか繋げるのも大変だったと思います。
しかし楽曲が秀逸なので、ミュージカルファンの間では名作として、根強い人気で、今回の映画も評判いいようです。
choroさん
ストーリーの辻褄が気になるのは推理ものが好きだからかもしれません。
歌唱シーンは圧巻で、ミュージカルとしては評価高いのも分かります。
社会風刺も効いていて、大人向けの作品でした。