ブレンダン・フレイザーが日本に住む俳優役で、平岳大と共演と聞いただけでとても楽しみにしていた『レンタル・ファミリー』を観ました。観てる間中ずっとニヤニヤしてました。( ̄∇ ̄)ニヤッ

Rental Family 2025年米 110分
ストーリー
7年前に日本の歯磨き粉のCMのため来日し、そのまま東京で暮らしているアメリカ人俳優フィリップ。鳴かず飛ばずの俳優業を続けながら、日々が過ぎる生活。ある日の仕事は、レンタル・ファミリーという会社から。経営者の多田にスカウトされ、依頼人にとって大切な「家族」のような役割を演じる仕事をすることに。最初のうちは、他人の人生に深く関わることに戸惑うフィリップだったが、仕事を通して出会った人々と交流していくうちに、いつしか彼自身の心にも変化が起こりはじめる。
キャスト
フィリップに『ザ・ホエール』のブレンダン・フレイザー、多田に『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』の平岳大、愛子に「モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ」の山本真理、美亜にゴーマン・シャノン・眞陽、長谷川喜久雄に『万引き家族』の柄本明、LOLAに『PERFECT DAYS』の安藤玉恵、他森田望智、木村文など。
監督は『37セカンズ』、TV「BEEF/ビーフ ~逆上~」のHIKARI。
ネタバレ感想
SNSで「レンタルなんもしない人」の存在は知っていたので、人をレンタルするという商売があることは分かっていたものの、個人ではなく専門の会社があるということには考えが至っていなかったのですが、考えると「退職代行」なんかも同じ様なことですよね。
多田の経営する会社「レンタル・ファミリー」は古いビルの狭い一室で、従業員も2人とかなり胡散臭い。少数精鋭(?)なのか、社長(?)の多田でさえ現場(?)に出かけて、自らいろんな人物を演じるのが、こなれていて笑っちゃう。
ブレンダンは本人も良い人なんだろうなというのが滲み出ていてハマっているし、彼以外のキャストはオーディションだそうですが、じっくり選んだ俳優陣が、やはり良いんですよね。
昨年は日本の首相だったのに、カラオケバーで奇声を上げる平岳大とか、ある意味眼福。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
仮想の人に頼らないといけない日本社会の暗部も描いているのですが、社会派ドラマのように切り込むのではなく、外国人フィリップから見た不思議な国日本で、セラピーの代わりに人と向き合い役に立ちたいと思う様になるフィリップの想いにフォーカスしています。
レンタルファミリーという仕事に意義を感じている多田も愛子も実は問題を抱えているのだけれど、フィリップを指導しているはずが、いつしか彼の善性に引きずられ、それぞれの問題も解決しそうな余韻を残して終わります。
すごく感動するのではなかったんだけど、春の日差しのような暖かい映画でした。



コメント
これ、日本を舞台にした映画で、レンタルファミリーという設定が面白いかなとも
思ったのですが、それより、ブランダン・フレイザー演じるガイジンの
異国の地でのしなやかな生き方の方が印象に残りました。
主役なのに、存在感を消して、日本の風景になじんでしまうのもすごいなあって
感心しちゃいました。かなり強引にハッピーエンドにまとめたところもあるのですが、
フレイザーの異邦人としての距離を置いた善意の描き方が、全体をまろやかな
味わいにしていると思いました。
einhornさん
ブレンダン馴染んでましたね〜。
本当に日本に7年住んでいる感じがよく出ていました。
日本と外国の違いなど、特に比べたり強調もしていなかったけれど、フィリップの言動で自然に分かるところが、すんなり受け入れられて良かったと思います。
こういう国籍関係ない交流を描いた映画、もっとあっても良い気がします。